平成28年度香川県小学校研究会の特別支援教育部会研究発表会が高松市立花園小学校で開かれました。
私も授業参観をして、パネルディスカッションを拝聴させていただきました。
研究発表会のテーマは、「学校・家庭・地域でよりよい<自分づくり>に努める子どもの育成 ~学び合う喜びを実感できる授業、居場所のある集団づくりを通して~」です。
関係者のお話によりますと、花園小学校では、昭和30年代から、特別支援教育(かつては特殊教育という呼び方)に取り組みが先駆的に行われてきたということです。
パネルディスカッションの中でも様々なことを学びました。現在、同小では、①特別支援教育の視点を取り入れた子供理解②居場所のある集団づくり③学び合う喜びが実感できる授業づくりに取り組んでいるということです。一貫している考え方は、子供たち一人ひとりについてチームとして支援し、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた全員参加の授業づくりを行っているということでした。
課題としては、通級指導の教員不足、教育相談の充実、保護者・主治医の認知度などが挙げられていました。
パネラーの1人、中部大学現代教育学部教授の湯浅恭正先生は「多元的な教育、インクルーシブ(包みこむ)」について語る中で、キーワードとして「開いていく」ことを示されていました。自分自身を開いていく、特別支援教育を開いていく、といったことです。学校教育の多様な側面を幅広く理解していくことの大切さを思いました。
授業を拝見する中では、子供たち一人ひとりのために多くの先生方が心を砕いて取り組んでいるご苦労の一端が感じられました。
【写真は、ポスターセッションで展示されていた資料の一部】

