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一般質問で取り上げた、フレイルについての施策が始まります。
以下、公明新聞より。
ニュースが分かるQ&A
フレイル健診     
2019/11/18 3面
■来年度から75歳以上を対象に開始。15項目の質問票を厚労省が作成し、健康寿命の延伸策に活用する。
 Q 厚生労働省は来年度から75歳以上の人を対象に、新たにフレイル健診を始めることを決めた。
 A フレイルは、虚弱を意味する英語「Frailty」をもとにした造語で、日本老年医学会が2014年に提唱した。認知機能の低下や、うつなどの精神・心理面、閉じこもりや孤立などの社会性も関係する。
 健診は、高齢になると筋力が落ちたり、食が細くなったりするため、フレイルの早期発見で重症化を防ぐことが目的だ。食生活や運動の習慣、物忘れの有無などを尋ねる質問票を作成し、市区町村の健診や、通いの場、かかりつけ医での受診の際などに活用してもらう。
 これまでも高齢者が対象の市区町村の健診はあったが、フレイルに特化したのは初めてだ。
 Q 質問票では、どのようなことを確認するのか。
 A 質問票は「お茶、汁物などでむせることがあるか」「この1年間に転んだことはあるか」など、フレイルの特性を踏まえた15項目で構成される。
 回答結果に基づき健康状態を評価することにより、健診を受けた本人や家族、保健事業・介護予防担当者などがフレイルに対する関心を高め、生活改善に役立てることが期待される。
 このほか政府は、質問票の回答結果を活用し、健診・医療・介護情報とも併用しながら、地域で高齢者の健康を支える体制の整備をめざす。
 Q なぜフレイル対策に力を入れるのか。
 A 日本では、急速に高齢化が進んでおり、総人口に占める65歳以上の割合が世界1位となっている。一方、健康寿命との乖離が指摘されており、平均寿命が男性81・25歳、女性87・32歳であるのに対し、健康寿命は約10年短いのが現状だ。
 現在、65歳以上の高齢者の11・5%がフレイルといわれている。このため政府は、フレイル対策に取り組むことで、健康な状態で長生きする「健康寿命の延伸」につなげる考えだ。公明党も各地でフレイル対策を推進している。

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