野田市公用車として電気自動車を初導入
2月3日、野田市公用車としてミニバン型電気自動車が初めて導入されました。
これは、5年前から地球温暖化防止の象徴として、また災害発生時の非常用電源として活用できる電気自動車の導入を、議会質問等を通じて提案してきましたが、一昨年の北海道地震の際の停電時の非常用電源の有効性に対する認識が高まり、市当局としても防災減災対策の一環として導入を決定したものです。
その後、昨年の千葉県に上陸した台風15号による長期停電の際に非常用電源として活躍した電気自動車の話題は多くのメディアに取り上げられた通りであります。
今回導入した車両は、通常は連絡車として使用され災害時には給電能力1500Wの非常用電源として活用されるほか、各種防災イベントにも展示される予定となっています。
またこの導入を機に納入メーカーとの間で、災害時に市内の系列販売会社保有の電気自動車の無償貸与等の「災害連携協定」を締結する予定であり、同時に電気自動車保有の他自治体とも連携協定を進めています。
災害発生時の電源確保は重要事項であることにより、この協定には大いに期待できると思います。
画像は導入された車両及び充電設備です。