バックナンバー: 2017年 8月

8月3日午後三重県名張市に視察に行って来ました
私は三重県桑名市の生まれですので同じ県ということで親近感があります
名張市は大阪のベッドタウンとして発展してきた市です
今回は生活困窮者自立支援事業の先進的な取り組みを視察しました
平成27年度から全国一斉に始めた事業ですがその前の平成25年にモデル事業として始めるさらに前の平成23年から市の単独事業として行って来ているという長い歴史があります
人口の割に非常に多くの相談件数を受けておられるのは他市に比してこの事業が早くに定着して来ているからなのか地域力の賜物なのかそのあたりはよくよく研究する必要があると思います
課題は人員不足とのことで、これ以上人を増やすと国からの補助金の対象外になり全額一般財源になってしまうということです
難しい事業ですがほこりを持って取り組んでおられるのが印象的でした
わたし一人に多くの職員の皆さんにご説明いただき恐縮致しました
本市の事業にも大いに参考にさせていただきます

8月5日大阪で行われたNHK厚生文化事業団主催のフォーラム「考えよう新しい家族の形、里親・特別養子縁組はいま」に参加しました
イラン出身の女優で里子を経験されたサヘルローズさん、熊本県で3人の里親の高口夫妻、全国妊娠SOSネットワーク理事で赤ちゃんポストで有名な熊本慈恵病院前看護部長の田尻由貴子さん、児童精神科医で長野大学教授の上鹿渡和宏さん等がお話しをされました
皆さんの様々な経験をお話しいただき里親制度や特別養子縁組について勉強になりました特に実子がながら里子を3名預かってこられた高口夫妻はこどもが3歳になったころから真実告知(里子であることを告げる)を行っているそうです。思春期になってから真実告知をすべきではなく物心ついたころから話していくことが大切だとのことです。
我が国では欧米に比べ里親制度が進んでおらず施設で預かることが多く子供の発達に大きな影響があることから国も家庭的環境で子供を育てる里親制度や養子縁組特別を推進しようとしています
今まで県が中心的に担って来ていますが今後基礎自治体が役割を担う部分が出てくるようです
私は相談を受けた方で、子どもを愛しているものの両親共に心的な病で子育てができず、育児放棄と認められ子どもを施設に預けて特別養子縁組の話が持ち上がり悩んでいる方もいましたこどもにとって最善の制度にしていくべきだと思います