Archive for 2014年 3月 16日
いよいよ来月より、消費税増税。
“税金は上がるし、年金は下がるし。”とのお声をよくいただきます。
それぞれ意味のあることなのですが、詳細は、過去の記事をご覧いただくとして。
今回は、年金改革のその後について報告します。
まず、公明党が主導した2004年の年金改革は、急速な少子高齢化の重圧から年金制度と
いう「家」を守る大リフォームだったと言えます。
改革では、今後の少子高齢化の人口の変動も計算し、おおむね100年の間で「給付と負担」
のバランスがとれるよう設計して、将来まで持続可能な制度としました。
また、その年金給付を安定的に支えるために、基礎年金の国庫負担(税金)割合を2分の1
に引き上げると同時に、将来世代の年金給付を確保するために積立金も活用します。
これにより、モデル世帯で現役サラリーマン世代の平均収入の50%以上の給付額を
確保できるようにしました。
一方、現役世代の負担が重くなり過ぎないように保険料の上限も定め、経済情勢の変動に
応じて給付水準を自動調整する仕組み(マクロ経済スライド)を導入したのです。
そしてもう一つ、この改革では、年金財政の安定性をチェックするため、5年ごとに
定期点検する「財政検証」が導入されました。
直近の09年の検証では、現行制度が順調に推移していることが確認されています。
あれからさらに5年、本年は、2回目の財政検証の年に当たります。
04年の年金改革は、公明党の「年金100年安心プラン」を基に実現したものです。
それまでの制度では、まず年金の給付水準を決め、それに合わせて保険料率を
調整していました。
これでは、保険料がどこまで上がるかわかりません。
だからこそ、先の3つのポイントである、保険料率の固定、国庫負担の引き上げ、
マクロ経済スライドの導入を図りました。
そこに、今回の消費税増税による税収増加分を充てるのです。
厚労省は、検証結果については、5月から6月の間に公表するとの見通しを示しています。
今後も年金制度の安定のため、着実な経済成長とともに、少子化対策や被用者年金の
適用拡大などの取り組みをしてまいります。