Archive for 2014年 3月 7日

 ある市民相談の中で、“親族などから助けてもらえず、産後の育児に困っているお母さん

がいる。西宮の支援はどうなっているの?”とのお声をいただきました。

 そこで、ヘルパーさんを派遣してくれる「育児支援家庭訪問事業」の詳細を確認し、

お伝えさせていただこうと準備しておりました。

 

 すると、この問題、早速、今議会の一般質問で、同僚の竹尾議員が取り上げました。

 さすが、『実績の竹尾』を始め、数々のニックネームを持つ竹尾さん。

良いと思ったことは、何であっても、ジャンルを問わず、提言されます。

 時にそのことで、「内容を盛り込み過ぎ!」等と先輩から注意も受けているようですが、

それはそれとして、ぐんぐん前に進もうとする積極性は、秘かに、いつも見習わなければ

と敬服しています。 

 (書いてしまえば、秘かにではなくなりましたが。)
 

 さて、子どもを産み育てやすい社会を実現するには、妊娠から出産、子育て期までの

切れ目のない支援が重要だ。

 ただ、現在の少子化対策は、待機児童の解消や仕事と子育ての両立支援などに光が

当たっている。

 先ほどのご質問のように、核家族化が進行し、地域のコミュニティーも希薄化する中、

一人で悩み、孤立する母親は多いと思われる。

 

 出産後の女性は、ホルモンのバランスが変調を来し、一時的に情緒不安定になりがちだ。

さまざまな事情を抱えたお母さんたちに、公的な支援の必要性が高まっている。

 そこで、注目されているのが、出産直後の母子の心身をサポートする「産後ケア」の

取り組みだ。

 保健師や助産師などが付き添って授乳指導や育児相談を行う事業。

本市でも、24年度データでは、1,000件を超える訪問が行われており、母親にとって、とても

心強い存在であったに違いない。

 

 厚生労働省の研究班が、2012年度に実施した自治体アンケートでは、施設での宿泊型

産後ケア事業を行っている市町村は、わずか2%しかなかった。

 また、自宅を訪問して家事などを手伝う産後ヘルパー事業も13%にとどまった。
  

 その他、このアンケートでは、母親に対するケアのニーズとして、ヘルパー派遣などの

家事援助や育児相談の場に加え、母親が休養できる支援、母子のショートステイなどが

挙がっていた。

 これらの「産後ケアモデル事業」をきっかけに、類似した制度を開始する本市の取り組み

を期待したい。

 

 子育ては、地域や社会全体で応援する時代である。

 

本市も、出産や育児に関する不安を少しでも取り除く体制整備を急いでほしい

カレンダー
2014年3月
« 2月   4月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
カテゴリー
アーカイブ
サイト管理者
西宮市 大原智
ohara@nishi.or.jp