今回は、頂いたご質問にお答えします。

 「政府与党が提出した衆議院の区割り改定法案(いわゆる0増5減)の成立を急ぎ過ぎている。

公明党は、定数削減の議論から逃げているのではないか?」とのご質問です。

 

 しかし、これは全く違います。

 確かに多くの野党の主張するところではありますが、そもそも選挙制度改革には、大きく分けて

論点が3つあります。

 それをあえて、混同させることによって、ためにする批判に振り回されてはならないと考えます。

 

 さて、その3つの論点とは、1つに1票の格差という違憲状態を是正するための0増5減、

2つ目に議員の定数削減、3つ目に選挙制度の抜本改革のことです。

 

 歴史とともに、振り返ってみましょう。

 政府は12日、衆議院の小選挙区(現行300選挙区)の区割りを「0増5減」して、1票の格差を

2倍未満に抑える区割り改定法案を閣議決定し、国会に提出しました。

 それは、違憲状態の解消は、与野党を超えた国会の責務だからです。

速やかに成立させるのは、当然すぎる話です。

 

 司法は1票の格差が2倍を超える衆院小選挙区に対し、厳しい判決を繰り返しています。

 昨年の衆院選に対する高裁判決では、全ての訴訟で「違憲」もしくは「違憲状態」と判断され、

戦後初の「選挙無効」判決まで下されました。

 1票の格差是正は、もはや“待ったなし”なのです。
 

 しかし、実はこのことは、今に始まったことではありません。

2011年3月、最高裁は、2009年の衆院選を「違憲状態」とした判決を下しました。

 本来、その解決に全力を尽くすべき、時の政権与党である民主党は、この違憲状態を

放置しました。

 だからこそ、私たち公明党を始め、国会では多くの議論を積み重ね、2012年の11月に

格差の緊急是正措置として、時の与党である民主党やみんなの党なども賛成し、選挙制度改革法を

成立させたのでした。

 

 再び、先送りをさせるわけにはいきません。

 

一刻も早く、衆院小選挙区の「1票の格差」を是正し、違憲状態を解消しなければならないのです。

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