前回の続きです。

では、「現金主義会計」の改革は、どうすればいいのでしょう。

 

 今、手元にあるお金の財源は、どこからのもので、それがどのように使われたのか。

私たちが納めた税金なのですから、当然、私たちには、知る権利があります。

 

 そのために必要なのは、企業では、当たり前のように採用されている「複式簿記」という

発生主義の会計方法を導入することです。

 

 例えば他には、今、公共施設の管理を民間に任せ、コスト低減と維持管理に民間のノウハウを

活用する「指定管理者制度」を、各自治体が導入してより、3期目となっています。

 官から民への動きが加速する中、自治体の仕事を軽くするため、この制度は、これからも

続くでしょう。

 しかし、ここでも、「発生主義会計」を採用している民間企業と「現金主義会計」のままの自治体では、お互いのチェック機能が働かず、本当の意味のパートナーとはなりえないと思います。

 

 もっと、わかりやすい例をあげましょう。

 今、あなたの手元に1万円があり、これから使おうとしています。

その時、この財源がどこからのものかで、きっと、結果は変化するでしょう。

 何故なら、その1万円が、誰かにもらったものか、あるいは、自分で働いて得たものか、それとも

借金をして得たものかによって、あなたの使い道は変わらないでしょうか。

 きっと、あとの理由になるほど、ムダな使い方はやめようと思われるはずです。

 

 「複式簿記」を採用するというのは、言ってみれば、こういうことです。

 

お金の増減の理由が明らかになることで、コスト意識が必ず生まれます

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