昨日18日に、ノーベル賞を受賞された京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授が、さい帯血国際患者支援の会の有田理事長とともに、公明党再生医療PTに出席されたとの記事が、本日、党機関紙である公明新聞に掲載されていた。
少しでも研究の時間を確保するため、講演会等は断られるほど超多忙な山中教授が、あえて出席くださり、「iPS細胞研究の進展」と題しての講演までされたことに心より感謝を申し上げたい。
講演の冒頭、 「2007年、ヒトiPS細胞樹立の時、政府(自公政権)の迅速な支援によってここまでくることができた。」
「9月に造血幹細胞移植推進法を成立させていただいた。成立に尽力した公明党に心から感謝したい。」との言葉もいただいたという。
ところで、趣味のマラソンでもって研究資金のカンパまでお願いしていたという教授。
今回は、手前ミソともなるが、一つの歴史を紹介したい。
山中教授が、受賞の決め手となった論文が出されたのは2006年8月。
ヒトiPS細胞の樹立は2007年だが、国として「再生医療研究」に予算がつけられたのは2003年。
その後6年間で3億円というものであった。
時の自公政権では、「経済財政諮問会議」と「総合科学技術会議」を戦略の2本柱としていた。
特に「総合科学技術会議」は、日本の未来のために先端技術開発に力を入れようとしており、公明党はその推進力となっていた。
そこで2008年、「2003年からの6年間で3億円」だったものを、この年から一気に毎年45億円以上に増額。また、iPS研究所をつくることも決定した。
さらに2009年には、山中教授のチームに今後5年間で100億円規模を、それに加えることを決めた。
公明党の頭の中には、このiPS細胞研究があり、iPS細胞など再生医療に力を入れることになった。国の支援が加速していくことになる。
自公政権時代に財政難にもかかわらず、この科学技術振興費だけは常に増やしてきたのが公明党であった。
そして2009年9月、民主党政権となる。
科学技術予算は容赦なく事業仕分けの対象となった。
山中教授のプロジェクトも100億円規模が50億円に削られた。
科学技術関係予算を減らそうとした民主党政権。
自公政権の時の2009年度補正予算で「最先端研究開発プログラム」を創設し、山中教授の研究チームも含んで、全体的に力を入れ2700億円の予算としたが、それを民主党政権では1000億円に大幅減額してしまった。
公明党は、2009年衆院選のマニフェストにも明確にうたっている。
「わが国発のiPS細胞(人工多能性幹細胞)による再生医療などの先端医療技術開発の実現に向けた研究に取り組みます」と。
当然、2010年参院選マニフェストにもそれは掲げられている。
世界に先駆けて再生医療を実現しなければならないとずっと主張している。
自公政権の編成した予算よりも、毎年、8兆円も上積みされた巨額の水膨れ予算を作り続ける
民主党政権。
このたびのお祝いにと、閣僚がカンパをして、教授に家電製品を贈るという。
あきれてものが言えないというのは、まさにこのことだろうか。
こんな政権に、絶対に次の予算編成など任せられない。
一刻も早く解散総選挙を行い、速やかに退場してもらいたい。
