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 昨日の続きです。

  

 当時の政治に、「大衆の声」に耳を傾ける政党はありませんでした。

 自民党は政・官・業による、業界団体の強い支えがあり、社会党は固い組織労働者の支持基盤を誇っていました。

 共に、特定の支持者中心の政治でした。
 

 

 また、米ソによる冷戦の中、自民党と社会党との対立は、時に「資本主義対社会主義」というイデオロギー対決に、すり替えられていました。

 大衆の要望を聞き取り、政治に生かすという民主主義に必要不可欠なシステムを持つ政党が不在のまま、高度経済成長と都市化へと日本は突き進んでいたのです。

  

 「大衆とともに」を胸に刻んだ公明党の躍進で、政治は、利益団体重視の姿勢やイデオロギー優先の政治から、庶民の手に取り戻されていきました。

 市民との対話から、「教科書無償化」、「乳幼児医療費の無料化」など、数々の政策が生まれ、公明党は党員、地方議員、国会議員のネットワークを拡大させつつ、「福祉と言えば、公明党」とまで言われるようになりました。
 

 

 現在、業界団体や労働組合の影響力は、はるかに減少しており、政党はいわゆる無党派層に支持を得ることが避けられない状況となりました。

 だからこそ、大衆の声に、真剣に耳を傾けなければならないはずです。

 しかし、政党、政治家の多くは、住民との一対一の対話や議論の場を持とうとはしていません。

選挙最優先で右往左往する姿が、さらに有権者の政治不信を生むという悪循環に陥っています。
 
 

  

 伝え聞いた震災避難者の方の故郷に対する言葉が、心から離れません。

彼の地を思い出すことはない。忘れることがないからだ。”と。

常に心にあること、すなわち忘れていないことを思い出すなどあり得ない。

 

 どこにあっても、何をしていても、いつも離れないもの、それが原点と言えるものなのだ。

  

 「大衆とともに」こそ、日本の混迷を打破する政治原理であり、それを確たる原点として日本再建に挑む一員として、戦ってまいりたい。

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