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 ただただ政権交代を成し遂げたかったが為のマニフェスト。

今なお、このマニフェストに固執する人々がいることに、怒りがおさまらない。

 

 何度も指摘してきたバラマキ4K。

財源も見つからず、公約総崩れとなった現実を、なぜ、受け止めることができないのか?

 

 かつて、明治の元勲と言われた政治家たちがいた。

この新政権の首脳たちは、自分たちの政権に正当性があるかどうか大いに悩んだそうだ。

 なぜならば、彼らは、徳川幕府を追い込むために、諸外国への対応が弱腰だと責めつけた。

 いわゆる『攘夷』を口実に、討幕をしておきながら、政権奪取後は、『富国強兵』を旗印に、積極的に諸外国と交流したからだ。

 

 今も昔も、政権交代の原理は変わらない。 

 しかし、明治のリーダーたちは、自分たちが主導した『攘夷』の過ちを認め、世界の中の日本の存在というものを、国民に丁寧に説明していったという。

 彼らには、現実を直視する誠実さ、国民に向き合う真剣さがあった。

そして何よりも、国家の発展を願う無私の生き様に悩み抜いたといえよう。

 

 悔しいことに、今のリーダーたちにはその欠片すらない。

マニフェストの破たんを認めるどころか、今、絶対にやってはならない消費増税一辺倒となった。

 

 そして、また、過去の政権与党は、『政府・与党』と呼ばれて、たとえ個人的には賛同できないことがあったとしても、いざというときは、一枚岩となっていた。

 ところが、今の民主党は、もはやそのようにも呼べない。

政府の方針に、公然と党が逆らう。

また、そこまではしなくとも、面従腹背の態度に出る。

ますます、国民の不信感は高まるばかりである。

 

 政治家は、歴史を学び、自らを律する努力を決して怠ってはならない。

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