Archive for 2012年 2月

 先日、子育て中のお母さま達と懇談をさせていただく機会があった。

こういう場に参加できることは、本当にありがたい。

 聞き役に徹し、皆さんの期待と課題を全力で受け止める。

褒めていただけることもあれば、厳しくお叱りをいただくこともある。

とても疲れることであるが、私が、一番大切にしたい時間だ。

 

 今回も、話題は万般にわたった。

 子どもたちに対するワクチン行政の課題、学校給食の問題、保育行政の課題、はては、介護環境の課題から、西宮市の将来像まで。

 お話は尽きない。

当初の予定時間をオーバーして、3時間近くがあっという間に経っていた。

 この方たちの思いを誰が伝えるのか?

私たちの責任は、あまりにも重い。

 

 「大衆とともに」の立党宣言から50年。

一貫して、私たち公明議員は、市民相談に力を注いできた。

 そして、市民の皆様から直接いただく現場の声が、私たちのパワーの源となってきた。

 ある先輩いわく、“市民相談は、市民早談でなければならない。”

 

 どこよりも早く、だれよりも真剣に。

予算審議の始まる定例会開会の日に、もう一度、この決意に立って。

 今の政権与党には、国民から負託された政権という正当性はない。

 

かねてより、公明党が主張してきたことである。

 

 先般、政府は、「社会保障と税の一体改革大綱」を閣議決定した。

ところが、その連立を組んでいる与党幹部が、驚くべき発言をしたのである。

「大綱は、どうせ実現不可能だから、黙認した。」と言うのである。

 こんなふざけた話があるだろうか?

いったい、彼らは誰のために政治をしているのか?

 彼らの決定は、幻のように軽い。

国民の暮らしを守るという責任感など、どこにも見当たらない。

あまりにも軽すぎる。

 

 確かに、私たちも、一体改革と言いながら、社会保障の政策は、試算も含めてなんら明確になっていないこんな大綱は、一体改革の名に値せず、実現不可能であると考えている。

 しかしながら、現実に署名をした与党自らが、やる気のない政策、本気でない政策を掲げるなど、許されていいわけがない。

 しかも、この幹部は、何度、民主党からの抗議を受けても、一向に主張を変える気配はない。

まさに、党を挙げての確信犯と言ってよい。

 姑息なことをせず、今すぐ、政権を離脱して、野に下るべきだ。

 

 消費増税の反対は、大いに結構。

今のデフレ状況では、当然のことだ。

財政再建を、増税で成し遂げた国など、どこにもない。

 あの、ギリシャを見てみよ。

財政再建の名目で、消費税率を倍に上げたが、ますます経済は悪化し、破たんしてしまった。

 

 卑怯な政治、姑息な政治家に、国民はうんざりしている。

 

 本日、ある方から情報をいただき、自閉症の息子さんとともに生き、地域に支援の輪を広げてこられた著名な先生のセミナーに参加した。

 テーマは、「ありのままの子育て、自立への子育て」

 冒頭、“すべての人には意思がある。支援とは、意思の代行から意思の決定へ”と語られた。

すごい言葉です。

今では、確かに当たり前の言葉かもしれない。

 しかし、この一言のために、今までどれほどのご苦労をされてきたことか。

 

 この間、障がいのとらえ方も大きな転換がなされた。

いわく、医学モデル(障がい者本人が変わる)から社会モデル(社会が変わる)へ。

 私たち公明議員には、叩き込まれてきた一つの哲学があります。

課題の解決にあたって、変わるべきは、自分自身であり、相手や環境ではなという思想。

 「相手が悪い、周りが悪い、厳しい今のこの環境を変えてやろう」と、状況を嘆き、もがけばもがくほど、もつれた糸は余計に絡まる。

 

 一流と呼ばれる人は、皆、無意識のうちに、共通して実践されていることを切に感じる。

先生が一番大切にされてきたこと。

“人が好きになる子に育てること”

 人に好かれようとして行う振る舞いは、結局、大きな軋轢を生む。

 しかしながら、自分自身が変わって、相手を好きになって起こした振る舞いは、遠回りのようでも、結果として周りをも変えていく。

 

 あっという間の、2時間であった。

そして、自身の生きざまを、改めて突き詰められるご講演であった。

 少しでも、皆様の心に寄り添い、お役にたてるようになってまいりたい。

関係の皆様に、心より感謝を申し上げます。

 突然ですが、「91%」

この数字、何を意味するものか、お分かりになりますでしょうか。

 実は、これは昨年の初頭、ある新聞社が実施した全国地方議会アンケートで明らかになった、議員提案の政策条例が一つもない「無提案」議会の割合です。

 議会不要論の根拠にもされた、不名誉なデータの一つです。

 

 ところで、今の西宮市議会は、先輩たちの努力の積み重ねもあり、そうはなっておりません。

最近では、昨年12月に、西宮市第三セクター等への関与に関する条例が成立したところです。

 これに関しては、個人的にとても心残りがありまして。

 と言いますのも、その趣旨に賛同して賛成票は投じましたが、その議論の過程には、未熟な私は、ほとんど関わることができなかったからです。

 新人議員ですから、過去からの経緯は知らないのは仕方ないにしても、政策法務におけるルールから始まり、課題調査、議論の進め方等々、わからないことばかりで、自身の勉強不足を痛感しました。

 

 それ以来、もっと力をつけたいと焦っていたそんな私に、うってつけの研修があることを知りまして、この週末に勇んで参加してきました。

 同じように、全国から集ってきた議員と、夜遅くまで議論を重ねながら、模擬条例を作り上げていく実戦研修です。

 短かった3日間でしたが、本当に勉強になりましたし、参加されていた皆さんから多くの触発をいただきました。

 

 独任体である首長には、強力な発信力があると言ってよい。

 対する議員は、市民の代表として地域の活動を通し、地域の課題に精通している。

また、そうあり続けなければならない。

 そして、そんな議員たちで構成される合議体としての議会は、課題解決のため、自分たちの持つ立法機能をもっともっと高めていかねばならないと、強く思う。

 

 条例は、個々の議員が変わろうとも厳然と残っていく。

 

 このたび、会派の代表にて、新エネルギー政策の研修のため、関西電力の堺太陽光発電所に、視察に行ってきました。

 ここは、国内最大の太陽光発電所として、大阪府堺市と関西電力が低炭素社会実現の取り組みとして、共同事業を行っているところです。

 とにかく、見渡す限りの太陽光パネルの海。

枚数にして、約74,000枚。

この膨大な数のパネルを敷き詰めるために必要な土地の面積は、21ヘクタール。

(今、話題のアサヒビール工場敷地の2倍強という広大な面積です。)

 しかしながら、これだけの設備をもってしても、発電できる電力量は、一般家庭の約3,000世帯分の電力使用量にすぎない。

 

 我々の関西圏域は、今、大きな課題を抱えています。

 それは、関西電力の発電電力量は、他の地域と比べ圧倒的に原子力の依存度が高い。」ということ。

 実に発電量の約半分が原子力発電となっています。

  CO2を減らすため、原子力発電のパイオニアとして、全国の先駆を目指したことが、皮肉にも、我々を苦しめる結果となっているのです。

  

 原子力発電など止めてしまえ!

あの全世界を震撼させた事故の後では、私もそう思います。

脱原発として、すべての原子力発電を停止したい。当然、誰もが願うことです。

 ただ、そのあとの展望は、まるで開けていないことも、避けられない事実です。

 西宮市民20万世帯のために、西宮市3個分の面積に太陽光パネルを敷き詰めるのか、あるいは、全家庭が、また全企業が、電気使用量を半分に減らすのか。

いずれも不可能なことです。

 

 結局、今は、火力発電の依存量を増やすことで、乗り切らざるを得ない。

しかし、そのことで新たな自然の脅威を生み出してしまう状況となるでしょう。

 私たちは、偏った立場に立つのではなく、主義主張を超えた人間としての英知を結集して、議論せねばならないと、学び、決意した研修となりました。

 お待たせいたしました。

 では、この素案の中身を検証してみましょう。

正直なところ、素朴な疑問が満載でした。

 ただ、それを一つ一つ検証していては、キリがありませんし、個々の感想は皆様にお任せするとして、私は一つだけ指摘しておきます。

 

 私の最大の疑問、それは、消えた5.5ヘクタールはどこへ行った?』というものです。

素案で示されている購入面積は、4.5ヘクタール。

本当にこれで収まるの?と。

 現地は、ご存じのとおり、10ヘクタールの面積があります。

 例えば、右半分(東半分)と左半分(西半分)、あるいは上下(南北)でなどと、きれいに活用できる計画なのかという疑問です。

 

 用途にしたがって、具体的に見てみましょう。

(あくまでも、至便性を考えた個人的見解です。)

 まず、南北道路、これは、名神高速道路に沿った東側しか無理です。

それ以外のルートでは、JR線北側にある学校にぶつかります。

 次に多目的・防災公園、これは津波被害等の避難場所とするのであれば、できるだけ北側のJR線に沿った形で位置している方がよい。

 そして中央病院は、駅からのアクセスを考えるとできるだけ阪急電鉄に沿って西側に存在している方がよい。

 で、残りそれぞれ、消防署は救急医療との連携のため、病院の近くに、共用駐車場はその近くに、そのうえ体育館はなどと考えていくと、残地は、敷地全体の真ん中だけが空いた、非常にいびつな形となりませんか?

 そんな使い勝手の悪い土地を、他のだれが買ってくれるというのでしょう?

 

 ましてや、市当局は、アサヒビール側に、まちづくりの観点から、工場跡地には、大型マンションが建設されたり、大型商業施設が誘致される事がないように依頼しています。

 となると、結局、市は、すべての土地を購入しなければならなくなるか、あるいは、破談となり、売却先に選んでもらえないということにもなりかねないと、危惧しています。

 以上の点を考慮していくと、素案で示された情報は、パブコメにかける基本構想案としては、事業費用も含めて、はなはだ正確でないと言わざるを得ないと思うのです。

 今日まで、交渉を重ねてきた市当局には、おそらく、腹案があるのでしょう。また、あってもらわねばなりません。

 

 いずれにせよ、西宮市のこれからにとって、実に大きな課題です。

そのうえ、時間もあまり残されていません。

 市当局には、詳細な計画を、早急に示していただく必要があると考えています。

 報道機関により、大きく取り上げられているこの問題。

先般、私の所属する総務常任委員会でも議論が行われました。

 今回は、その一員として、この問題に、少しふれておきたいと思います。

 

 さて、今回の基本構想、簡単に言えば、アサヒビール西宮工場跡地に、すでに報道されていた中央病院だけでなく、中央体育館などの公共施設の移転や多目的・防災公園の整備で、約4.5ヘクタールを市が購入し、概算240億円の事業を展開しますよというもの。

 そして、この構想に対し、市民の皆様からご意見を伺いたく、2月9日よりパブリックコメントを募集しますとのことです。

 

 本題に入る前に、このパブリックコメントいう制度自体に、いろいろな不備を感じている私としては、まず、この点から、意見を当局に申しあげるべきと考えました。

 私の感じている、パブコメの最大の問題点は、市民の皆様から、意見聴取を行うといっても、当初から提案事項を、市民が関与して作成するものではないということ。

 すなわち、パブコメにかけられた段階で、その内容は固まっており、意見の反映はおろか、どうにも変更しようがないという場合が多い。

 結局、意見聴取というよりも、ただの情報提供・周知徹底の方法にすぎないと思うのです。

(そうは言いながら、市民の皆様に、ほとんど知られていないということも、大きな課題の一つですが。)

 

 よって、このパブコメをできるだけ市民の実質参加の手法に近づけようとすれば、早い段階から何度も実施すること、もう一つは、できるだけ正確な情報を開示することだと思うのです。

 そこで、この正確な情報という点から、この素案を見てみると、実に多くの課題が浮かび上がってきます。

 次回は、そのあたりを述べたいと思います。

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