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 2012年度成人式にお招きをいただき、初めて出席させていただいた。

少し、考えさせられることがあったので、この場を借りてお伝えをしておきたいと思う。

 

 きっかけは、ある来賓の一言。

“祝辞の最中に無駄口をたたくな”という内容でした。

このご発言の是非については、論ずる立場にはありません。

 ただ、その時に式典全体を通じて感じていた違和感、「成人式って誰のもの?」と強く思ってしまいました。

主役は誰?主催者は、新成人?西宮市当局のどちら?という素朴な疑問。

 確かに参加者のマナーは、決して褒められたものではありませんでした。

電源を切れと注意事項にあったにもかかわらず、最前列で、携帯でしゃべっている女性。

定刻を過ぎても延々と遅れて入ってくる参加者。

隣同士の無駄口は、会場全体と言ってもいいかもしれません。

 

 私は、新成人に媚びたり、おもねるつもりは、もちろんありません。

 ただ、自身の体験から言わせてもらえば、大事な話は、しゃべっていても、しっかり聞いているものです。

久しぶりの友人との再会、ふだん着ないような装いでの昂揚感、黙っている方が、ある意味、不思議です。

かえって、オペラの劇場のように、しわぶきひとつ聞こえないというほうが怖いです。

 大部分の人がまだ社会生活を知らないにもかかわらず、それが成人の自覚だ!と、決めつけてしまうのは、いかがでしょう?

 内容を見直してあげる時期に来ているのではないでしょうか。

 

 今は、成人式の運営にあたっては、新成人の実行委員会を作ることが当然と言われています。

配布されたパンフレットにも、10数名の実行委員会のお名前がありました。

彼らの意見はどこまで反映されたのでしょう?

 式典開始前に、かわいい子供たちの和太鼓演奏が、20分にわたり行われました。

 とても素晴らしかったのですが、ただ、西宮市のホームページを見ると、昨年も和太鼓演奏が行われているのですね。

 式典は、こういうものですよと大人の目線で、リードしてしまっているとしたら、参加者の無駄口は無くならないという気がします。

要は、青年を信頼すること!

自由な発想で運営されることによって、より充実したものになると思います。

 

 大阪では、あの方が、“新成人が選挙に行くということになれば、あなたたちの存在が無視されることはない。”と、いつものように名言を吐いておられました。

一面では、確かに、その通りではあると思います。

 約5,000名もの新成人の皆さん、早く自立してください。

全力で応援します。

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