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バックナンバー 2011年 11月 18日

 被災地訪問のため、西宮市を不在にしておりました間に、嬉しい出来事がありました。

今日は、そのご報告を。

 去る15日付の各紙の阪神版等に、福島県等から避難をされてきている被災者の皆様に、市営住宅の門戸を広げるという記事が載りました。

 同日、「保育所の面積基準緩和は実施しない」という項目も載りましたので、ほとんど目立たなかったと思いますが、私にとっては、何より大きな意味のある記事でした。

 と言いますのも、約2ヶ月前、ある方から、こんな話をうかがいました。

「最近お知り合いになった知人に、福島県から自主避難をされてきている方がいる。ご主人は、地元に残って頑張っておられるが、奥さんと子供だけを、ご主人の実家のある西宮市に避難させた。終息の見えない状況に、これ以上、ご実家に甘えるわけにもいかず、自立をしたいのだが、大きな壁に阻まれて、困っておられる。」

 自立を妨げる大きな壁とは、3つほどあり、次のようなことでした。

①住環境⇒市営住宅に申し込みたいが、自主避難者は、一般申込者扱いで、通常抽選となるため、生活設計が立てられない。

②職環境、③育環境⇒(省略します。)

 
 恥ずかしながら、不勉強で、私は知りませんでした。

『被災者支援のため、西宮市は、市営住宅の優先枠を設けている。』

しかしながら、それは、あくまでも避難勧告者等のためのもので、自主避難者には適用外だったとは。

 
 早速、当局に申し入れました。

「支援のために確保されている住戸は、ほとんど申し込みがされていない状況ではなかったか?」

「空き部屋が多く残っているのに、有効利用する考えはないのか?」

「確かに自主避難されている方は、当初は、生活の見込みが立っていたといえるかもしれないが、時とともに状況は変わる。ましてや、先の見えない状況で、同じ被災者に区別をつけるのはいかがなものか?」等々。

 これでは、わが愛する街が、冷たい街となってしまうと思いました。

その思いを率直に、お話をさせていただきました。

 
 内部で、よくご検討いただいたのでしょう。その結果、今回の報道となりました。

「被災者証明書」があれば、入居申請が誰でもできるようになりました。

当局の英断には、心より、敬意を表したい。

まだ、すべてが解決したわけではありませんが、これからも、一つ一つ、現場の切実な声を届けてまいりたい。

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