menu

 このたび、国民年金法の一部改正として、国民年金保険料の納付可能期間のさかのぼりを現行の2年遡及から10年遡及にした「年金確保支援法」が成立した。

 今、国民年金保険料の納付率(22年度)は、全国で59、3%と過去最低。
西宮市では、58、6%と更に低い。
いずれにせよ、実に、4割以上の人が保険料未納という深刻な状況です。

 このまま、放置していると、将来の無年金者の増大により、生活保護の受給者が爆発的に増加する恐れがあった。
地方財政のひっ迫した状況を考慮すると、まず小さな1歩ではあるが、今回の法改正の意義は大きい。

 ただし、事後納付期間の延長については、施行から3年間の時限措置となっている。
施行日は2011年10月1日から政令で定める日とあるから、いつから始まるかに注意するとともに、該当者に周知徹底を図らねばならない。
しっかりと声を上げていきたい。

 また、市民相談をいただく中で、「まじめに保険料を納め続けて年金を受け取っても、現行では、満額でも6万6千円にしかならない。しかし、生活保護を受ければ、それより2万円は多く受け取れる。この不公平をいかに解決してくれるのか。」とよく、ご指摘をいただいた。

 今回の改正を無年金・低年金問題の解決の1歩として、次にすべきこととして①3年間の時限措置の延長、②受給資格期間を現行25年から10年への短縮、③低所得者への加算年金制度(最低基礎年金に25%上乗せ支給)の実現に、取り組んでまいりたい。

 政権交代から、すでに2年。
未だ、姿の見えない年金一元化や一律7万円の最低保障年金の創設など、もう、待っていられない。

コメントは受付けていません。

カレンダー
2011年8月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
カテゴリー
アーカイブ
サイト管理者
西宮市 大原智
ohara@nishi.or.jp