寒さが一段と厳しくなりました。今週もご挨拶に廻らせて頂いております。
厚生労働省は昨日、全国の認知症の高齢者数が2025年には
最大で730万人に達するとの推計をまとめ、認知症対策の国家戦略の
原案を固めました。その中で認知症の早期発見・対応につなげるための
「初期集中支援チーム」を、すべての市町村に2017年度までに設置する
方針が盛り込まれました。基本的な考え方として「患者の意志が尊重され、
住み慣れた環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現をめざす」
と明記されました。730万人は、実に65歳以上の5人に1人に相当します。
昨年の私の一般質問でも取り上げさせて頂きましたが、認知症対策は、これからの
深刻な超高齢社会への対応に欠かせない喫緊の課題です。今後、いかに地域にあった
システムを構築していくかが地方自治体の取り組みに掛かっているといえます。
これからも引き続き、認知症対策に取り組んでまいります。