昨夜、長野県北部で震度6弱の地震が発生致しました。
住宅34棟の全壊、骨折など重傷の方を含む41人の方が負傷されました。
被害に遭われた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
この地域は、18年前に大規模な土石流が発生した地域で、
地盤が緩く、続く余震による土砂崩れなどの二次災害が懸念されています。
国土交通省が地震直後から迅速に対応されているようですが、
長野県北部は私の生まれ故郷でもあり、大変に心配しております。
これからますます寒さが厳しくなりますので、体調にはくれぐれも
気をつけて頂きたいと思います。1日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
大阪でも本日午後8時頃、震度1の地震がありました。
改めて、自助の大切さも実感致しました。
「第54回 大阪府市議会議員研修会」がホテル阪急エキスポパークにて開催され、
「大震災の教訓・復興への課題と独自の取組みについて」と題して
宮城県知事の村井嘉浩氏を講師にお迎えし、講演が行われました。
知事は大阪府豊中市ご出身で、防衛大学卒業後に陸上自衛隊の東北方面航空隊に
配属されたことから、東北とのご縁ができたそうです。
東日本大震災では、その経験を生かし陣頭指揮を執られ、以来、復旧復興に
ご尽力されている姿は、TVや新聞等で良く拝見させて頂いておりましたので、
ご講演を楽しみに参加させて頂きましたが、あっという間の1時間でした。
発災初期の対応と課題では、通信障害と情報不足に加え、深刻な燃料不足について、
現在の課題では、復興まちづくりや被災者の心のケア、指定廃棄物の早期処分など、
創造的な復興に向けての独自の取組みでは、仙台空港の民営化や水産業復興特区、
医師不足による医学部の新設など、実際に想定をはるかに超えた災害を経験された
お話をお聞きし、大変に興味深く、勉強させて頂きました。
復興の加速を推進するとともに、本市におきましても、この大震災を教訓に、
更なる安心安全のまちづくりに尽力してまいります。