SEASON 暮らし応援 花粉症の季節、今年は飛散量増えるかも 早めの対策で乗り切ろう

今年も花粉症の季節がやってきました。早めに対処して、つらい季節を乗り切りたいものです。今年の花粉飛散の状況や予防のポイント、具体的な対策をご紹介します。
国民病といわれるほど多くの人を悩ませている花粉症。スギやヒノキをはじめ、風で飛散する花粉が体内に取り込まれることをきっかけに引き起こされるアレルギー疾患で、代表的な症状は、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどです。
花粉の飛散時期は一般的に2~5月上旬といわれています。スギ花粉は3月、ヒノキ花粉は4月に飛散量のピークを迎えます。
日本気象協会によると、今年の花粉シーズンは2月上旬に九州と四国、中国、東海、関東の一部からスタート。飛散量は少なかった去年より全般に多く、九州や北陸、関東甲信、東北では例年並みで、四国、中国、近畿、東海では例年より少ない見込みです。北海道は例年より非常に多いと予想されています。
例外的に飛散量の少なかった去年に比べ、今年は早めの対策が必要になるかもしれません。
■特に警戒/暖かく乾燥、風の強い日
花粉が多く飛ぶのは①最高気温が高めの日②雨の日の翌日で天気が良い日③風が強く晴天で乾燥した日――が挙げられます。特に、春一番のような暖かい南風の吹く日は警戒してください。
ご承知のように、予防の観点から最も大切なのは、花粉をできるだけ避け、吸い込む量を減らすことです。体内に吸い込む量が減れば、薬などで症状を抑えることもできます。【イラスト】に示した基本的な対策をしっかり実践しましょう。
■吸い込む量減らす工夫を/風邪や飲酒、たばこで悪化
また、風邪をひくと、鼻の粘膜の上皮が弱くなり、花粉症の症状がひどくなることがあります。お酒の飲み過ぎ、たばこの吸い過ぎも鼻の粘膜に異常を来す可能性があるので注意しましょう。寝不足、過労にも注意し、バランスの良い食生活を心掛け、体に備わる免疫力を向上させることが、症状の悪化を抑制する上でとても重要です。
■コロナとの比較/似た症状もあるので注意
拡大を見せている新型コロナウイルス感染症と花粉症は、症状が似ている部分があります【表参照】。普段の花粉症の症状に加えて、せきや嗅覚・味覚障害などの症状が強く出た場合は注意が必要です。
またこの時期は、花粉症による目のかゆみや鼻水を何とかしようと、鼻や目に触れる頻度が高まります。この際、手指を介したコロナウイルスの接触感染リスクが高まることに、日本感染症学会などが注意を呼び掛けています。
さらに、くしゃみによるウイルスの飛沫感染も懸念されています。マスクの着用を励行し、くしゃみをするときは手や袖で口元を抑えるなど、飛沫が飛ばないように気を遣いましょう。
公明新聞2022/02/12 5面転載











