被団協にノーベル平和賞 国際世論形成に敬意 石井代表
日本被団協のノーベル平和賞の受賞決定を受け、公明党の石井啓一代表は11日、次のようなコメントを発表した。
◇
このたびはノーベル平和賞の受賞、誠におめでとうございます。核兵器のない世界を実現するための努力と証言を通じて、核兵器が二度と使用されてはならないと実証したことが評価されたことは極めて意義深く、これまで国際世論の形成をリードしてきた市民社会の活動に心から敬意を表します。
近年、核兵器を巡る状況はいや増して深刻化する中にあって、わが国が、対立を深める核兵器国と非核兵器国の間に「真の橋渡し」ができるよう、主体的な取り組みが必要と考えます。広島・長崎への原爆投下から80年を迎える来年3月には、核兵器禁止条約第3回締約国会議が開かれる予定です。公明党は、引き続き締約国会議への日本のオブザーバー参加を促すとともに、これからも被爆者の皆さまと共に、核兵器廃絶の実現をリードしていく決意です。
公明新聞2024/10/12 1面転載