中学生による模擬選挙で公明党が“第一党”に。
支持を集めた決め手は何か◆選挙は先月、大阪市にある常翔学園中学校で行われた。有権者は中学3年生124人。国政政党8党の国会議員が参加しプレゼン。政党名を書く投票で公明党の伊佐進一衆院議員が最多の30票を獲得し、4回目の出場で初めて1位となった◆過去3回は2位。4度目は「断じてトップに」と気合が違った。これまでは党の実績や政策を丁寧に説明してきたが、今回は「日本の最大の危機は少子高齢化」と問題提起にこだわった。事態を好転できずにいる政治の責任に言及した上で、解決策は「子どもを増やすこと」と「支え合う社会をつくること」と指摘。児童手当の拡充など子育て支援策を推進する公明党の姿を紹介し、共に希望の未来を築きたいと呼び掛けた◆質疑応答では、伊佐氏に「日本の危機と打開策について話を聞いて納得できた」「政治を責任を持って見ていかなければと感じた」などの声が寄せられた◆同校の田代浩和学校長はブログで「いさ議員は今回本気で、少子高齢化対策を訴えられました。それを聞いた中学生の『自分ごと感』も、すごかったように感じました」とつづった。本気は必ず伝わる。
公明新聞2023/03/22 1面転載