民信無くば立たず
「民信無くば立たず」(論語)とは、民衆の信頼が無ければ政治は成り立たないという意味だ。政党や政治家が有権者の信頼を得るには、1票に込められた思いに応え、選挙で掲げた政策を実現していくことが欠かせない◆公明党は、国政選挙や地方選挙で訴えた政策を着実に実現してきた。例えば昨年の衆院選で主張した、ワクチン3回目接種の無料化や新たなマイナポイント事業、雇用調整助成金の特例措置継続などは既に実施されている。出産育児一時金の増額、感染症対策の司令塔創設も実現に向け動き出している◆国政においては連立政権に参加してからの実績が格段に多いが、野党時代にも公明党は、粘り強く政策実現に取り組んできた◆教科書無償配布や白内障の眼内レンズ挿入手術への保険適用は、その代表例である。また、2011年の東日本大震災では、当時の民主党政権に対して復旧・復興対策を次々と提言し、実現させた。宮城県の村井嘉浩知事は「公明党は約束を守ってくれる」と述べている◆今回の参院選で公明党は、経済の立て直し、全世代を守る社会保障の構築、安全保障の強化を柱にした重点政策を訴えている。野党も政策を掲げているが、公明党には実績に裏打ちされた抜群の実現力がある。
公明新聞2022/06/26 1面転載