持続化給付金1兆円支給
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて収入が急減した事業者を支えるため、中小企業に最大200万円、個人事業主に最大100万円を手当てする「持続化給付金」。受け付けが始まった今月1日以降、28日までに130万件以上の申請があったうち、半数を超える約75万件、計1兆円が支給されました。29日に経済産業省が発表しました。
同給付金は、公明党の政策提言を受け、政府がまとめた緊急経済対策に盛り込まれました。前年に比べて売り上げが1カ月でも50%以下に減ったことが条件で、中堅・中小企業やフリーランスを含む個人事業主、NPO法人や社会福祉法人、作家、俳優業なども対象になります。
既に受給した経営者からは「持続化給付金があって、とても助かった。また一から前向きに頑張っていきたい」などと喜ばれ、事業継続を下支えしています。
申請はオンラインに限られているため、パソコンの操作などに不慣れな事業者を手助けする「申請サポート会場」も随時開設。6月末までに全国541カ所に設置されます。
国の持続化給付金の申請は電子申請を基本としておりますが、パソコンに不慣れな方のために全国で申請サポート会場を設置し電子申請のサポートを行っています。
練馬区については下記2会場になります。
■光が丘会場
練馬区旭町1-13-11 日東工業ビル3階
■三原台会場
練馬区三原台3-25-25 EKN三原台1階
開場時間はいずれも9時~17時です。
同省はまた、確定申告の際に主な収入を事業所得でなく、雑所得や給与所得として計上していたことで、給付対象から外れていたフリーランスらも、事業の実態が確認できれば支給することに。今年創業したばかりの事業者にも対象を広げました。いずれも公明党が国会質問などを通じて訴えてきたもので、6月中旬にも受け付けが始まります。