新名所に
(福島県議選)公明4氏情勢緊迫/まやま、あべ(=いわき市)猛攻急務/31日(木)告示、11月10日(日)投票
東北復興選挙の終盤戦となる福島県議選(総定数58)は、31日(木)の告示まであと3日(11月10日投票)。公明党は東日本大震災からの復興と水害被災地の早期復旧を担うべく1議席増に挑む、いわき市選挙区を含め3選挙区に現職3人と新人1人の計4人を擁立する。県内で多くの党員、支持者が台風19号、25日の大雨で被害に遭い、厳しい環境下で行われる今回の選挙戦。情勢が緊迫する中、公明4氏の激戦突破には、県内外の力を総結集した猛攻が不可欠。
“2倍革命”を合言葉に公明が1議席増をめざす、いわき市選挙区(定数10)では、新人で前衆院議員のまやま祐一氏(38)と現職のあべ やすお氏(62)が大激戦に挑む。
出馬予定は、公明2、自民4(現)、立憲1(現)、国民1(現)、共産2(現)、社民1(新)、無所属1(現)の計12人。早くから地盤を固めた自民、立憲、国民、共産、無所属の各現職と社民新が支持層を激しく奪い合う構図に。
台風19号、25日の大雨で河川の氾濫と冠水被害が相次ぐ“緊急事態下”で公明は復旧への対応にも全力。その一方で、まやま氏は、名前が浸透しきっておらず、支持の広がりが弱い。あべ氏は、地元で競合する有力予定候補にリードを許し、苦しい。
公明は、獲得票が前回選挙並みにとどまると“共倒れ”の事態を招きかねない。この現状を打ち破り、激戦を突破するには、他を圧倒する猛拡大が急務。いわき市に人脈がある県内外からの支持拡大と、さらに一歩踏み込んだ新たな支援先の開拓が勝利の扉を開く。
福島市選挙区(定数8)には、公明現職の、いとう達也氏(49)が“2期目のジンクス”打破に挑む。
公明1、自民5(現3、新2)、立憲1(現)、国民1(現)、共産1(現)、社民1(現)の計10人が立候補を予定している。
保守系の間で支持層の奪い合いが激化し、余波を受ける、いとう氏は圏外にはじき出されかねない。
いとう氏が激戦を競り勝つには、全人脈に当たりきる執念の拡大と、新しい支持層の掘り起こしが急務となっている。
郡山市選挙区(定数10)は、13人が名乗りを上げる大混戦。公明現職の、いまい久敏氏(65)、自民6(現4、新2)、国民3(現2、新1)、共産1(現)、社民1(新)、無所属1(新)が出馬を予定する。
各陣営とも、先の参院選や市議選と連動し、支持を拡大。ここにきて出馬を表明する新人が現れるなど、先が読めない状況に。いまい氏の勝利には、安泰説を吹き飛ばす拡大が必須だ。
グリーンボンド/環境対策の資金調達に活用を
温暖化対策に必要な資金を調達する手段として、日本でも普及させたい。
国際社会では今、「グリーンボンド」と呼ばれる債券が急速に拡大している。最新のデータでは、今年9月時点の発行額が全世界で1709億ドル(約18兆円)に上った。過去5年間で4倍以上というのだから驚くべき増加率だ。
グリーンボンドとは、環境問題の改善に役立つ事業(グリーン事業)に使途を限定し、国や自治体、企業などが発行する債券(ボンド)のことである。
太陽光パネルの設置や植林、電気自動車の開発といった事業の資金調達のために発行され、購入した投資家らには一定期間たつと利息とともに払い戻される。
投資家にとって魅力が大きいこともグリーンボンドの特徴である。環境対策という息の長い取り組みに投資することによって、長期的に安定した利益が見込めるからだ。環境対策とビジネスをうまく結びつけた点に、急成長の要因があると言えよう。
日本では、環境省がグリーンボンドの発行に関するガイドラインを定めた2017年から発行額が増え始めている。例えば東京都は同年、日本の自治体として初めてグリーンボンドを発行し、東京五輪施設の照明のLED化や環境に優しい都営バスの導入などに充てている。金融機関をはじめ民間企業もグリーンボンドの発行に乗り出している。
とはいえ、日本の発行額は世界全体の1%程度にすぎない。世界第3位の経済大国であり、脱炭素社会の実現を国際社会で最初に掲げた国にしては、市場規模はあまりに小さく、政府は取り組みを強める必要がある。
まずは、グリーンボンド自体の認知度を高めることだ。自治体や企業に発行を促すと同時に、投資家の信頼を得る努力が欠かせない。
投資環境の整備も重要だ。グリーンボンドの発行には、通常の地方債や社債よりも必要な手続きが多く、コストもかかるため敬遠する企業が少なくない。
相次ぐ台風被害を見ても気候変動対策は喫緊の課題であり、グリーンボンドの役割は大きいことを重ねて強調しておきたい。 2019年10月26日 公明新聞2面転載
顔つきニンジン
令和元年台風19号被災者救援の会街頭募金活動
練馬こぶしハーフマラソン2020
諫早市こどもの城
キャンパス・スマイル
今日から1泊2日で文教児童青少年委員会の行政視察です。
初日は福岡県太宰府市の新たな取り組み、不登校の子どもを支える「キャンパス・スマイル」について、勉強してきました。
この事業は、太宰府市教育委員会と市内にある筑紫女学園大学が連携し、学校へ行きたくても行けない、あるいは機会があれば学校以外のところでも学習したいと思うこどもに対して安心して過ごせる居場所を大学キャンパス内に作り子どものペースに合わせて、自信とエネルギーの回復を目指す事業です。スマイルサポーターの大学生は、事前に専門の養成講座を受講し、子ども一人に対して2人でサポートします。大学生は子供たちと同じ目線で寄り添い「居場所」を作る画期的な取り組みであり、既に学校へ生きるようになった子供も出ているそうです。素晴らしい取り組みでした。練馬区の施策にも反映できるといいなぁと感じました。
また、太宰府は、「令和」の典拠『万葉集』に収められた「梅花の歌32首 序文」にあることが発表されましたが、そのゆかりの地だそうです。
写メのラグビーは、羽田空港と福岡空港に飾られてました。