不育症患者に朗報
不育症予防等に広く使われている抗血液凝固剤「へパリンカルシウム製剤」について、在宅自己注射の保険適用を決定しました。これにより、1日2000円、月約6万円とされていた皮下注射が3割負担となるだけでなく、毎日、通院しなくてすむことになります。来年1月上旬にも適用される予定です。
不育症は妊娠が困難な不妊症とはことなり、妊娠はするが流産死産を繰り返す症状で厚生労働科学研究班では、2回以上の流産・死産あるいは早期新生児死亡の既往がある場合とし、患者数は全国に140万人といわれています。適正な治療を行えば85%の患者が出産を迎えられることも分かっております。第4回定例会の一般質問でも、公明党を代表して私はこのことを取り上げました。区においても助成が実施できるよう今後もがんばります!