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11月8日(火)〜9日(水)の2日間、練馬区議会交通対策等特別委員会の一員として、愛知県名古屋市へ行政視察に行ってまいりました。
1日目は名古屋市役所を訪問し、「地下鉄桜通線延伸事業」について勉強しました。
名古屋市では、平成4年の運輸政策審議会答申12号「名古屋圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画」に基づき、地下鉄路線網の整備を進められています。この答申に基づき、「桜通線」の野並・徳重間(建設キロ:4.1km、新設駅:鳴子北駅、相生山駅、神沢駅、徳重駅の4駅)の整備が進められ、平成15年1月に鉄道事業許可を取得し、土木工事には平成18年2月に着手。平成23年3月に開業となりました。練馬区の悲願である都営地下鉄12号線「大江戸線」の光が丘・大泉学園町間の延伸において、これからクリアしていかなければならない内容であり、今後の大江戸線の早期着工促進に向けて、大変参考になりました。
2日目は「桜通線」に乗って、終端駅である徳重駅を訪問。「徳重駅前地区開発について」「ふるさと徳重まちづくり会」の説明を伺った後、地区整備によって整備された「ユメリア徳重」「交通広場とテラス広場」「ヒルズウォーク徳重ガーデンズ」などを見学しました。
「ユメリア徳重」は緑区東部の拠点として、区役所支所や図書館、保健所分室などの公共施設や民間商業施設が一体となっている他、屋上緑化や太陽光パネルの設置など環境に配慮した施設でした。「交通広場」はバス、タクシー、一般車の乗降場を設けて、交通結節機能の向上を図っていました。そして、交通広場の屋根を兼ねて整備された「テラス広場」から民間共同開発による駅前拠点商業施設である「ヒルズウォーク徳重ガーデンズ」は一体的に整備され、自由に行き来ができるようになっていました。徳重駅は区画整理とともに地区開発ができたため、既に居住地域として成熟している練馬区大泉学園町での駅前開発にそのまま取り入れるとはいきませんが、民間活力の導入など大いに勉強になりました。
今回の行政視察では、あらためて都市インフラの整備には「まちづくり」の視点が必要不可欠であることを確認できました。大江戸線の延伸以外にも、西武新宿線連続立体化や都市計画道路の整備など都市インフラ整備は練馬区の大きな課題ですので、今後も自己研さんに励み、しっかり頑張ってまいります。
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練馬区 小川こうじ
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