3月議会閉会、賛成討論を行う
3月議会の最終日。午前11時から全員協議会を開催し、議会運営について協議し、午後1時から市議会議事堂で本会議に出席。私は、公明党を代表して賛成討論を行いました。
賛成討論の原稿は、以下のとおりです。
議席番号29番、公明党の大倉富重雄でございます。
私は、公明党を代表して、議案第2号、議案第21号について、賛成の立場で討論を行います。
まず、議案第2号、成田市基本計画の策定について、ですが、
現在の地球規模で人とモノと情報が移動するグローバル社会のもとでは、世界経済・気候変動・感染症などといった地球規模の課題も連動して貧困・格差などの社会問題に普及して深刻な影響も及ぼす時代になってきています。新型コロナウイルスを通しても痛感しているところであります。今、SDGsの役割が重要であり、2030年を見据えて「誰ひとり取り残さない社会」の実現に向けた取り組みが必要であり、一人ひとりがSDGsに対する意識を高め、10年後の目標達成に向けた行動を実践していくことが求められています。
こうした国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」や地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」の目標達成年次は10年後の2030年になっており、本年の取り組みがとても大事であると言われています。
この大事な節目に、成田市は、総合計画の第2期基本計画を策定しました。この内容は、本市としてSDGsの理念を踏まえた施策の展開が重要であるという認識のもと、総合計画「NARITAみらいプラン」の第2期基本計画においてSDGsの目標を掲示し、積極的な取り組みを図ることとし、SDGsの意識を市全体で共有して将来都市像の実現に向けて、持続可能なまちづくりの新たなステージへの展開を図るとしています。本市がSDGsの理念を取り入れた基本計画を策定したことは、画期的な取り組みであると高く評価するものであり、今後の取組に期待し賛成するものであります。
次に、議案第21号、令和2年度成田市一般会計予算ですが、
当初予算628億円、歳入では、税制改正に目を配りながら、自主財源比率67.6%を維持し財源の確保を図っており、歳出では、行政改革や公会計の取り組みなどで経費削減に努められております。SDGsの理念を取り入れた基本計画に基づき各種施策を推進するために、優先順位を決め、短期的・長期的事業の道筋をつけ、市の当面する諸課題に着実に対応するよう配分されており、議案第21号について賛意を表するものであります。
積極的な施策の中で主な新規事業をあげれば、
防災備品に新たに液体ミルクや発電機を備え、国土強靭化地域計画を策定することは、安全で住みやすい環境を整備するものであります。また、多様化する墓地需要に対応するため承継を必要としない合葬式墓地の整備に着手することは、多くの市民が望むものであります。子育て世代を支援する宿泊型産後ケア事業や児童虐待対策のため子ども家庭総合支援拠点を設置することは、本市の喫緊の課題にスピード感ある取り組みであります。閉校した校舎を利活用する文化財保存展示施設は、成田の歴史を知り、未来に継承するものであります。そして、多文化共生社会に向けて外国人の総合相談窓口を開設することは国際都市成田にふさわしい施策であります。県下トップクラスの取り組みである市役所でのキャッシュレス決済で各種電子マネーやクレジットカードで支払いを可能にすることは、市民の利便性向上を図るものであります。こうした事業は大歓迎するものであります。
その他にも、公明党が予算要望した項目も新規・継続事業として盛り込まれており、感謝を申し上げます。
一方、本市の財政は、財政力指数では全国上位に位置し、経常収支比率や実質公債比率などの各種財政指標において健全性を保っていますが、将来負担比率や義務的経費が増加傾向であり、公共施設等の老朽化が進行し、多額の財政負担が見込まれることから、今後の財政運営は厳しい状況にあると言わざるをえません。
したがって、積極的な行政運営と健全な財政維持の両立に努めると発言しているとおり、着実に実行していただきたい、そして、より一層の経費削減に努め、市民ニーズを的確に把握し、市民に情報を公開しながら、SDGsの理念を取り入れた各種施策を推進していくようお願いするものであります。
今後の世界は、新型コロナウイルス感染症により、先行きの見えない厳しい社会に直面することになると言われています。未曾有の難局になったとしても、経験豊かな小泉市長の政治的・行政的手腕を発揮されることを期待しております。私達も、力を合わせ、全力でご支援することをお誓い申し上げ、賛成討論とします。


