成田市議会9月議会が閉会
成田市議会9月議会は、午後1時から市議会議事堂で開会し、各委員長報告、討論、採決、中間報告、発議案の審議を終え、閉会となりました。
私は、新市場整備・輸出拠点化等調査特別委員長のため、議案審査の委員長報告、中間報告を行い、討論では公明党を代表して賛成討論を行いました。執行部から提出された議案は、全会一致また賛成多数で可決となりました。議案の中で補正予算について、付帯決議が付されました。また原発に関する発議案は賛成多数で可決となりました。
これに先立ち、全員協議会は、午前11時30分から、全員協議会室が開催され、議会運営に関し協議しました。この中で、私は、新市場・輸出拠点化等調査特別委員会委員長として、昨年は国や県に要望活動し、補助金を想定以上につくことができたが、今年度も要望活動をしていきたいとの委員会の一致した意見である。しかし、同委員会としての要望ではなく、成田市議会として要望活動をお願いしたいと議長に対しお願いをした。。これを受けて議長から全議員にはかり、異議なく、成田市議会として要望していくことになりました。
大倉の賛成討論は以下のとおりです。
議席番号29番、公明党の大倉富重雄でございます。
私は、会派を代表して、今議会に上程された議案第14号「平成29年度成田市一般会計歳入歳出決算の認定を求めるについて」から議案第22号までの決算関係議案9件に対し賛成の立場で討論を行います。
平成29年度予算が、どのように執行されたのか、その成果はどうだったのか、決算委員会で質疑を行った結果、NARITAみらいプランの各施策で一定の成果を得られており、おおむね初期の目的を達成されていることを確認しました。決算委員会でも賛成討論をしましたが、以下3つの視点からの評価を加え討論といたします。
1点目は、将来に希望をみいだす事業が目立ちました。
平成29年4月、国際医療福祉大学の医学部が開学し、医学部附属病院への出資は、国内外に希望に満ちた病院建設を進めることで、将来周辺の開発や新駅設置などの構想を引きだそうとしています。
また、新市場への基本設計実施設計は、日本初の輸出拠点化の新市場を具体的に1歩前進するものとなりました。
更に、ゆるキャラグランプリで全国第1位に輝いた本市の「うなりくん」は、成田の名を全国に轟かせ、「うなりくんWAON」を発行するなど、満を持して新設したシティプロモーション部の活躍が目立ち大きな成果になりました。
2点目は、次世代に勇気や励ましを与える事業が始まる年度でした。
中台プールの改修や管理棟の建設の設計は、東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地を誘致するという新たな挑戦となり、障がいのある方や青少年など次世代に勇気と励ましを与え、バリアフリー化で共生社会をめざすことになります。
また、折り鶴平和使節団の派遣事業は、次世代に平和の大切さを語り継ぐ大事な事業で、報告会では中学生の素晴らしい発表で、多くの参加者が心を動かされ「二度と戦争を起こさない」との誓いを強く持ちました。
更に、旧東勝寺跡を市民が拝観可能にしたのは、後世に継承すべき文化財を1基顕彰したことになりました。
3点目は、今までの補助金などの事業の見直しを大胆に行いました。
行政改革を着実に実行しなければなりませんが、各種補助金を3年周期でゼロベースの見直しを行うサンセット方式の導入は、今まで待ち望んだことでありました。
また、福祉手当・見舞金支給制度は、現金給付からサービス給付へ事業を転換し、対象者のご理解のうえで円滑に進めることができ、公営企業は経営戦略を立て、経営改善に取り組んでいました。
更に、新市場建設の本市負担軽減のために国の補助金の増額要望をするなど、財源の確保に努め大いなる成果を得ることができました。
そのはかにも、新規の私立保育園処遇改善事業は(なりた手当は県下1番ですが)、対象者に大変好評で保育士確保につながることになりました。また、本市の看護師等修学資金貸付金制度は、他市と比較すると画期的な内容で、今までにない実績となっています。時間の関係で紹介できない新規・継続事業もありますが、この中には私達が要望した事業も多く盛り込まれており、一定の評価を表するものであります。
こうした決算審査の質疑を通し感じることは、財政部は全体のバランスをよく保ちながら、選択と集中の大変な作業をされたのではないかと受け止められるほど財政部の思いがにじみでている会計となっており、同部の労苦に感謝を申し上げるものであります。
今後の財政運営は厳しさを増すことが推測されることから、PDCAサイクルの活用や費用対効果を検証した事務事業の徹底した見直しを行い、財政の健全化を引き続き堅持するよう要望するものであります。
また、事業の中には、花に例えれば、種を植えたばかりの事業もあり、この事業を育てて大きな花を咲かせるためには、市の執行部と市民の代表である議員の市議会と市民のために力をあわせて、取り組む必要があると考えます。
平成22年3月、透明性の高い市政を推進するために制定した「成田市市政に係る重要な計画の決議等に関わる条例」第4条「市執行機関は、基本的な計画の策定、変更又は廃止を行おうとするときは、その過程における適当な時期にその理由又は概要を議会に報告するよう努めるものとする」となっており、更に周知をお願いするものであります。
議員総意で制定した議会基本条例の中には、議会の真価が問われる時代となり、二元代表制の一翼を担う議会として監視機能を充実強化することが求められております。そのためには、一層自己研鑽に励み、議員の質の向上を図っていきたいと考えます。大局的に見る鳥の目、現場での出来事をみる虫の目、海底でも見通せる魚の目、こうした視点で行政を監視する機関としての役目を果たして参りたいと決意を新たにしたところであります。
最後に、小泉市長の政治的手腕を高く評価するとともに、市長と執行部は一致団結して「次世代に誇れるまちづくり」を目指して、市民の声に耳を傾け、市民に寄り添って、今後も全力で働いていただきたいことをお願いし、賛成討論を終わります。
