令和8年第1回定例会:代表質問のご報告
〜将来世代に責任を果たす市政を目指して〜
皆さま、こんにちは。中野ひろゆきです。
先日(3月4日)、旭川市議会本会議にて、公明党を代表して「代表質問」に立ちました。
今回の質問では、厳しい財政状況の中でいかに「市民の命とくらし」を守り抜き、次の世代にどのような旭川を引き継いでいくのかという観点から、市長および教育長に対し、市政の重要課題について多角的に質問しました。
主な質問内容と、市側からの回答をダイジェストでご報告いたします。
1. 持続可能な財政運営と未来への投資
現在、本市の財政は基金の取り崩しが続くなど、非常に厳しい局面にあります 。私は、積極的な投資と財政規律の両立について市長の覚悟を問いました。
財政の健全化: 市長からは、行財政改革推進プログラム2024で示される財政調整基金の目標額を「40億円」とし 、宿泊税の導入やふるさと納税の強化など、新たな財源確保に注力するとの答弁がありました 。- 大型事業の見通し: 市民文化会館の建て替え等の大型事業についても、将来を見据えた財政基盤を確立しながら計画的に進める姿勢が示されました 。
2. ゼロカーボンと地域経済の両立(木質資源の活用)
本市の豊かな森林資源を、単なる環境政策にとどめず、地域の経済戦略として活用すべきだと提案しました。
- ペレットボイラーの導入: 今後の大規模施設整備(花咲新アリーナや市民文化会館など)において、地域資源を活用したペレットボイラー等の導入を検討するよう求めました 。
- 市の回答: 公共施設の更新時などに、カーボンニュートラルな熱源への転換を検討し、環境と経済の好循環につなげる「サステナブルデザイン都市・旭川」の実現を目指すと表明されました 。
3. 市民の命とくらしを守る施策
物価高騰が長期化する中、生活の基盤をどう支えるかが急務です 。
- 物価高騰対策: 市独自の支援として、給食費の無償化や現金給付などを実施・検討しており、生活者と事業者の両面から対応するとの回答を得ました 。
- 市立病院の経営再建: 累積欠損金が150億円に達する市立旭川病院については 、地域医療を守る「最後の砦」として 、市長自らが経営改善の工程管理を徹底し、早期の経営好転を目指すと明言されました 。
4. 子どもたちの安全と多様な学びの保障
いじめ問題やSNS上のトラブルから、いかに子どもたちの尊厳を守るか。これは本市の最重要課題です 。
- 「旭川モデル」の推進: 市長部局と教育委員会、学校が一体となった体制を強化し 、令和8年度からはSNS相談(チャット相談)の対象を高校生や保護者まで拡大する方針が示されました 。
- 新たな学びの場: 教育長からは、令和8年度から「学びの多様化学校」や「スーパースクール」の設置を検討し 、誰一人取り残さない教育環境を整えるとの前向きな答弁がありました 。
5. 地域経済の活性化と人材戦略
人口減少社会において、人材が集まり、育つ都市でなければなりません 。
- 外国人材の共生: 単なる労働力としてではなく、地域の一員として迎えるため 、新たに日本語教育への支援を開始するとのことです 。
- 稼げる農林業: 就農直後の支援として全道トップレベルの奨励金を創設し 、スマート農業の推進などを通じて、持続可能な産業構造への転換を目指す姿勢が示されました 。
おわりに
今回の代表質問を通じて、市政の多くの課題について具体的な前進を確認することができました。しかし、大切なのは「答弁の内容がいかに着実に実行されるか」です。
これからも、現場で伺う皆さまの切実な声をしっかりと届けてまいります。
市政に対するご意見やご要望がございましたら、ぜひお気軽にお寄せください。
共に、夢と希望にあふれる旭川を創っていきましょう!!