視察2日目は、大槌町へ伺いました。

DSC_2637

DSC_2638

大槌町駅に到着するとドンガバチョ像が迎えてくださいました。
駅の形もひょうたん島の形をしており個性的でした。

 

大槌町とひょっこりひょうたん島について~

大槌湾にひょっこり浮かぶ蓬莱島が「ひょっこりひょうたん島」のモデルと
言われています。山々の緑が濃くなるにつれひょうたん島を彷彿とさせるそうです。
今回は、残念ながら蓬莱島を見学することはできませんでした。

 

DSC_2650

DSC_2647

大槌町役場に到着。震災後、小学校を修復し現在役場として利用されています。

DSC_2649

DSC_2648
震災時、水位が2階近くまであったとのことです。

 

会議室に到着すると、お忙しいなか平野町長より大槌町の復旧・復興の状況説明をしてくださいました。

震災における人的被災状況(死亡者、行方不明者、震災関連死)
合計1286名

物的被災状況(家屋全壊、半壊等)
4375棟

浸水面積
4K㎡

仮設住宅の入居状況は
H24年4月時点4730人
R1年6月末時点279人

人口推移は
震災前(H23年3月)15994人
現在(R1年6月)11766人

地元産業は、古くから漁業が盛んでしたが、温暖化の影響があり
主要水産物の水揚げ高(サケ、ホタテ、カキ)は年々下がっているため
物価上昇で厳しい産業状況になっています。

暮らしの安心・安全として、県立大槌病院(H28年5月開院)、大槌消防署(H28年3月運用開始)
大槌交番(H28年12月開所)、桜木町地区避難路(H29年4月利用開始)

DSC_2646

DSC_2642

DSC_2643

DSC_2644

DSC_2645

災害公営住宅の整備も進んでおり、中を見させていただきました。
玄関やお風呂場、トイレに手すりがあり、トイレも広くゆとりがありバリアフリーの優しい作りになっていました。
外窓は、外から部屋の中が見えないようにマジックミラーになっておりました。

交通網の整備としては、三陸鉄道リアス線「大槌駅」(H31年3月)開通、三陸沿岸道路・釜石山田道路(大槌IC~釜石北IC)開通

町の拠点施設の整備として、大槌町文化交流センター「おしゃっち」(H30年6月)開館

 

大槌町における震災伝承の基本コンセプト

『忘れない』
事実を受け止め明日へと歩むため、津波で亡くなった方々を思い供養し、
心の復興を果たすとともに、津波の悲劇を忘れない、困難に直面しながらも
歩みを進めてきた姿を忘れない、そして多くの人に支えられ復興を進めていることへの感謝を忘れない。

『伝える』
二度と悲劇を繰り返さないため、近年加速的に発達した技術も活用し、もの、記録、写真や映像等、
あるいはそれらの複合的な方法で伝える。

『備える』
防災の知恵や知識を身に付け、地域や自らが津波の教訓を活かし、いずれまた起こる震災に備える。

 

大変多くの方が犠牲となられ震災伝承をされながら、現在も復興に向けての取り組みを進められています。
町長より震災時の状況を話してくださった中で、地域コミュニティの大切さを深く学びました。
地域コミュニティの強さが大きい程、復興の速度も早まるとのことや、仮設住宅に入る際も
地域コミュニティを意識した対応を心がけることの大切さをお聞きしました。
現在、地域のつながりを強めるべく、地域復興協議会や、コミュニティ協議会が行われています。
また、高齢化策として、町の37%が65歳以上で、10年後には47%になるとのことで、
高齢者見守りネットワークの取り組みが行われているとのことでした。
本区においても、日頃からの地域コミュニティの関わり方を考え取り組んでいきたいと思います。

DSC_2651

 

 

 

コメントは受付けていません。

Twitter
中根たくやツイッター
コトコメツイッター
モバイルQRコード
QRコード対応の携帯電話をお持ちの方は画像を読み込んでいただくことでモバイルサイトにアクセスできます。
サイト管理者
中根 卓也
t.nakanet1025@gmail.com