那覇市議会2月定例議会。
一般質問に立たせていただきました(2月25日)。
持ち時間は答弁を含めて30分。
施政方針からSDGsの取り組み
そのほかに高齢者虐待防止
網膜色素変性症の支援眼鏡
感染症予防で机前向き給食の提案
市道の安全対策
市営住宅の環境改善等
の項目について取り組みました。
安全対策は改善されそうです。
SDGsについては、達成期限である2030年までを国連が施策を加速化させる「行動する10年」を打ち出したことを紹介。
那覇市独自の取り組みとして新年度に市民向けに開催するシンポジウムの規模や日時そして内容を確認しました。
市民への普及啓発として庁舎内の各課や係の看板にSDGsの目標アイコンを掲げることを提案しました。
もっともっと自身が勉強しなくてはならないSDGsです。
とにかく行動を起こすことから。
中国湖北省を中心に拡大を続ける新型コロナウイルスによる感染症について、沖縄県内でも初めて感染者が確認されました(2月14日)。
患者は60代女性のタクシー運転手。
集団感染したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号が2月1日に那覇港に寄港した際、同船乗客を観光地に案内したことが分かっています。
県内で確認されて以来、県や那覇市の保健所には健康不安などの相談が相次いでいます。
医師である公明党の秋野公造参院議員によると「行政のさらなる柔軟かつ迅速な対応に加え、国民が予防に努めることが重要」と。
また「重症患者の診療が後手に回らないために、湖北省や浙江省への渡航歴が無い方や接触が無い方はまず一般の医療機関を受診すること」を勧めています。
正しく恐れながら冷静な対応が求められます。
私たち1人ひとりができる予防は、こまめな手洗いやアルコール消毒、マスクの着用などインフルエンザ予防と同じです。
これから国内流行に備え、政府は水際対策と同時に検査や治療ができる医療機関を拡充し重症者を増やさない対策に取り組みます。
公明党も対策本部を立ち上げ全力で取り組んでいます。
私たち地方議員も情報を共有し行動してまいります。
写真は昨年5月に那覇市若狭バースに寄港したときのダイヤモンド・プリンセス号です。
乗客・乗員の皆さまのご無事と1日も早い下船体制が取られることを祈ります。
昨年から、公明党那覇市議団で那覇市内の特別支援学級の現状調査のための視察を行っています。
支援学級の担任からはヘルパー増員を求める声が常にあります。
那覇市は特別支援教育ヘルパーを定数88人に定めて確保をめざしていますが、何年も定数に届かない現状が続いています。
他市のほうがヘルパー報酬が高いため那覇市から人材が流れているという声もあります。
特別支援の学級数は年々増加傾向にありますが対策が追いついていません。
改善策を探るため2月12日から開会する2月議会の代表質問の項目に取り上げ現状打開に努めていきます。
学級で出会った子どもたちの素敵すぎる笑顔。
そして奮闘する先生方の姿を思い浮かべてがんばります。
子どもの権利を考える講座が沖縄大学でありました。
神奈川県「川崎市子どもの権利に関する条約」制定に関わり、学校復帰にこだわらず無料で通える不登校児童生徒の居場所「子ども夢パーク」を17年前に開設した西野博之氏(認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)の基調講演はとても刺激的でした。
子どもたちを取り巻く環境そして貧困の現状が紹介され、暮らしを取りもどすことが貧困対策であることを教えていただきました。
そのための予算が沖縄県にも100%の補助率で国の交付金がおりました。
予算は手厚くなった貧困対策がこれからどこに向かっていけばいいのか考えさせられました。
大切なのは子どもを権利の主体である1人の人間として尊重し、市民としてともに対策に参加させていくことだと感じました。
誰も取りこぼさない社会をつくるためには、学校に行けない子どもたちの居場所を確保してあげることが大事。
川崎市が受け皿を見事につくることができたのは「子どもの権利条例」があったからだとよく理解できました。
那覇市でも公明党はじめ多くの議員が議会質問で取り上げています。
私も真剣に学び那覇市で条例制定を実現させたいと強く決意しました。
がんばります。