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2月9日に運用が始まった名古屋国際会議場内の大規模接種会場(2月8日に視察)

2月9日に運用が始まった名古屋国際会議場内の大規模接種会場(2月8日に視察)

戦争ほど、残酷なものはない。

戦争ほど、悲惨なものはない。

だが、その戦争はまだ、つづいていた。

愚かな指導者たちに、ひきいられた国民もまた、まことにあわれである。

(人間革命・1巻)

 

まず、ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻に対して強い抗議を訴えるとともに、ロシア軍の無条件即時撤退と平和が戻ることを心から祈るものです。

あわせて軍事行動に巻き込まれ命を落とされた方々のご冥福を祈るとともに、ご遺族と負傷者にお見舞いを申し上げます。

何の罪もない市民たち、子どもや母親たちが戦闘の犠牲になっていることを思うと胸が痛みます。

 

早いもので2022年も3月を迎えます。

3月は春本番の月であり、様々な旅立ちの季節でもありますが、今年も静かな春の訪れになりそうです。

2月13日までとされた愛知県まん延防止等重点措置期間は3月6日まで延長され、再延長も検討されています。

1月中頃から顕著になった第6波は感染力が強いオミクロン株によって名古屋市内でも多い時で連日2000人を超える新規感染者が出ました。

2月下旬に入っても下げ止まり状態でなかなか収束しませんでしたからいたしかたありません。

政府や市には影響を受けている事業者や市民のくらしをしっかりと支援してもらうよう働きかけていきます。

幸い、名古屋市では昨年の11月定例会において保健所・センターの機能強化のための人件費や機器導入費等の予算が可決されるとともに、私が所属する財政福祉委員会の審議を通して大規模な感染拡大の際の優先すべき事項の整理をしたことで第6波の当初では対応の遅れが見られたものの比較的速やかに立て直しました。

優先すべき事項の整理とは、第5波の時に市長が「積極的疫学調査をやらないかん」と声高に言った感染者の行動履歴と感染ルートの追跡(これはあくまで調査のごく一部なのですが)に人員と時間を割くあまりに感染者が増え続ける中で患者のフォローが追いつかなくなり、手の打ち方が遅れるという事態を招きました。

私はこれを「河村たかしの呪縛」と呼んでいます。

それくらい調査のために保健所・センターが身動きができなくなっていたのです。

その反省から、市中感染が広がっている場合には重要度が下がる情報の聞き取りを極力省き、患者へのファーストタッチと健康観察そして適切に医療につなぐことを優先することとしました。

1月中旬に立ち上がった「HER-SYS(ハーシス)センター」はまさにこの目的のためであり、11月補正予算によるものです。全国でも先進的な取り組みとして報道で取り上げられました。

ハーシスセンターが新規患者の必要情報の入力・登録業務の多くを担うため、保健所業務が20%軽減できると言います。

ニュース報道はこちらから⇒https://www.youtube.com/watch?v=RfR9ncJLL44

私は市に対して「優先すべきは患者の生命」であることを繰り返し訴えてきましたが、今回は保健所もよくそれに応えてくれました。

第5波の時の苦い経験から、連絡が取れなくなった自宅療養者には躊躇なく消防と連携して救助を行うこととしており、1月だけでも4人の救助出動をしました。(幸いにもこの4人は御無事だったそうです。)

私に寄せられた、ご自身やご家族または従業員などが陽性や濃厚接触者になったというご相談件数は第5波の比ではありません。

中には間一髪で命拾いしたケースもあり、「重症化しにくい」と誤解を招く表現が飛び交う中でオミクロン株の厄介さと恐ろしさを感じました。

私が以前から積極的な使用を訴えてきた軽症患者の重症化を防ぐ中和抗体薬(点滴:ソトロビマブ)は第5波とは比較にならないほど投与しやすくなり、実際に感染した方からその効果は絶大だったと直接お聞きしました。

飲み薬(モルヌピラビル)も年齢や基礎疾患の有無等の諸条件はあるものの現場で利用されている事実も確認しています。

一方でお亡くなりになる感染者の中には、コロナとは別の要因で回復・退院の見込みがなく、入院すると家族は最期を看取れなくなるため自宅療養を選択し家族全員で隔離状態にして見送るケースもあったと知りました。

コロナ禍におけるやむを得ないお別れのあり方かもしれません。

第6波の中でコロナから生命を守ること、生活と経済を動かし続けること、そして感染者の最期を看取ること、いずれもオミクロン株に適応した形がとられていると言えます。

変異を繰り返す新型コロナには同じ波は2つとなく常に情報を集め分析し経験則を活かして社会と一人一人が賢明に変化に適応する必要があるように思います。

一方で明るい兆しもあります。

塩野義製薬が新型コロナウイルスの飲み薬について、厚生労働省に製造販売の承認を申請しました。

承認されれば国産初の飲み薬となり、今年度中(3月末まで)の供給開始も視野に入れて準備しているとのことです。

現在使用されている海外のお薬と比べて、より活用の範囲が広がると言うことですから期待がかかります。

公明党は国産の飲み薬の開発を一貫して訴えてきましたから、一歩前進は嬉しい限りです。

まずは国内におけるゲームチェンジャーになることを期待し、必要とする諸外国にも広げられれば良いと思います。

それにしても、地球規模での助け合いが必要なコロナ禍の中で戦争(戦闘)を始めてしまう国があることに驚きを禁じえません。

軍事侵攻を受けているウクライナは世界で初めて核廃絶を成し遂げた平和国家であり親日国です。

ロシアやヨーロッパの文化の淵源地とも言われる素晴らしい国です。

その国に一日も早く平和が戻りますように真剣に祈る日々です。

 

平和ほど、尊きものはない。

平和ほど、幸福なものはない。

平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない。

(新人間革命・第1巻)

 

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たなべ雄一 Twitter
公明党広報