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なごやめし給食2_R

■待望の「なごやめし給食」がスタート!

2018年7月。

ものすごく久しぶりに、名古屋市の給食に「うなぎ」が登場しました!

 

これは市教育委員会による「だいすき!なごや♥めし」の日のなごやめしをアレンジした給食「なごやめし給食」の取り組みです。

第1回目の献立は、ひつまぶしをアレンジし国産うなぎを使用した「うなぎまぶしごはん」と「きしめん汁」。

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なごやめし給食は学期ごとに1回、年3回提供されます。

2回目は、どてどんぶりとひとくちウイロウ。

3回目は、みそカツときしめん汁。

 

2019年度予算にもなごやめし給食は継続され、献立も順次増やしていくそうです。

 

■「なごやめし給食」誕生秘話!

「名古屋市の学校給食を日本一豊かなものにしたい!」

この思いを込めて、たなべ雄一は2017年2月定例会の個人質問で長年にわたって研究調査してきた学校給食について質問をしました。

 

「日本一豊かな給食って何?」

「子ども達に贅沢をさせるの?」

「給食費が上がるのでは?」

 

など様々な疑問がわく方もいると思います。

そこで、ここでは質問に至った経緯や名古屋市の学校給食が直面している課題、そして今後の展望などを分かりやすく説明したいと思います。

■名古屋市の学校給食の現状と課題

学校給食は法律によって学校の設置者(市)が児童生徒に提供することとされています。

その際、調理設備や調理員の人件費および光熱水費は設置者が負担し、食材費は給食費として保護者から徴収します(以下、食材費とします)。

食材費の額は設置者が定めることになっています。

名古屋市のH28年度の1食当たりの食材費は約231円で全国平均の260円に比べ29円も安く、全国に20ある政令指定都市の中でも16番目と安い方です(表1参照)。

まっすぐ通信59_表1 (1)

食材費が少ないので使われる食材も牛肉よりも豚肉や鶏肉が多用され、葉物野菜が高くなればモヤシなどより安価な野菜を使うなど栄養教諭さんが苦労して献立を考えます。

 

デザートの回数を見るとH21年度に83回だったものが28年度には54回に減ってしまっています。

 

2016年の10月には三重県の鈴鹿市が野菜価格の高騰を理由に12月と1月の給食を1回ずつ計2回中止すると発表し物議をかもした結果、中止は撤回されましたが食材の価格高騰などに対して給食をどのように安定させるかを考えさせられました。

■特別献立の実施でさらに食材費が少なくなってしまう
市の食材費は1食あたり231円ですが、姉妹友好都市献立などの年9回実施される特別献立の平均単価は270円となっていて、この食材費を確保するため平時の食材費は実質231円以下に抑えられてしまいます。(表2参照)

まっすぐ通信59_表2 (1)

■広がりを見せる食材費への公費投入

~ 粗食化を防ぎ安定・充実した給食へ ~
学校給食の食材費は「保護者負担が原則」とされています。

最近では小規模自治体で給食が無償化されていますがここでは公費を一部投入する事例をあげてみます。

 

東京都の特別区の葛飾、荒川、港、中央、墨田、目黒の各区ではそれぞれ独自の取り組みとして食材費への公費投入を実施しています。

 

このうち、たなべ雄一が視察した東京都港区では安全安心な給食を提供するための減農薬・減化学肥料野菜果物や無農薬栽培のお米を購入することで食材費の約7%を公費負担しています。

港区は名古屋市と同様に平成21年度から給食費の改定(値上)をしていませんでしたが、東京の消費者物価指数の推移を見るとH21年度から27年度ではおよそ5.5%上昇しており食材費の上昇は深刻な状況だったといいます。

 

たなべ雄一は、名古屋の魅力向上策の一環として学校給食で「なごやめし」を提供することで子どもたちに郷土愛を育んでもらうことを提案しました。

仮に年9回の特別献立に加え「なごやめし」を年6回実施し、これらを公費負担すると約4億8千万円強の予算が必要です。

これによって平時の1食当たりの食材費は平均で20円(8.6%)増やすことができ平時の給食も充実させることができます。

■「日本一豊かな学校給食」とは?
昨今の共働き家庭の増加や女性の活躍が広がる中で、家庭でバランスのとれた家庭料理や郷土料理を作って食べることが難しくなってきています。

一方で子どもの貧困が深刻な問題になっており子どもの健やかな成長にとって学校給食がより一層重要な役割を持ってきています。

たなべ雄一が提案する「日本一豊かな学校給食」とは、子どもたちに贅沢をさせることではなく、子どもたちと保護者のことを最優先に考えたこれまでにない給食のことです。
これまでの国産食材を使用するなどの「安心・安全」に加えて、公費投入負担することで食品価格の高騰に対応して粗食化を防ぐことができ「安定・充実」ができます。

更には「なごやめし」などの名古屋の美味しい料理を食べて「郷土愛」を育み「食育」にも活かすことができる本市らしい給食のあり方が実現します。

 

2017年の私の質問に対し、市長は前向きな答弁をしました。

その後、ついに2018年7月から公費投入された「なごやめし給食」がスタートしました!

 

今はまだ学期に一回、年三回の実施ですが、今後はメニューも充実させて回数も増やせるよう働きかけていきたいと思います。

ようやく、「日本一豊かな学校給食」実現に向けての歩みがスタートします。
(このブログは、まっすぐ通信59号の原稿に加筆したものです。)

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