4月から名古屋市軽度・中等度難聴児補聴器購入費助成事業が始まりました!この事業は身体障害者手帳を持たない軽度・中等度の難聴児に対して補聴器を購入する際の費用の一部を市から助成するものです。これまで私は名古屋市難聴児を持つ親の会の皆さんや言語聴覚士の先生、そしてろう学校の先生たちと一緒にこの事業の実現に向けて運動を続けてまいりました。昨年9月には親の会の方達と子ども青少年局長に事業創設の要望書を提出しました。言語聴覚士の方の話によると、手帳を持たない中等度の難聴児の聞こえの程度は健聴者が水に潜っている時の聞こえと同じくらいなのだそうです。ほとんど音としてしか聞こえていない印象ですね。これが補聴器を使用すると言葉として聞こえるようになるといいます。子どもは学齢期を終えるまでに様々な言語を獲得しなければなりません。補聴器を使えば聞こえが向上し言語獲得も進みます。その時に経済的な負担が大きくなったり、最悪の場合は補聴器の利用をためらったのではせっかくの機会を逃すことになります。今回創設された事業では補聴器購入費の3分の2を市が助成します(上限あり)。両耳の装着が有効な場合は両耳分助成が受けられます。対応年数は原則5年で、補聴器の助成は5年に1回なのですが親の会等との話し合いでイヤーモールド(補聴器のうち耳の穴に入れる部分。樹脂製)については成長期の子どもであることから毎年の助成が受けられることになりました。この辺りは全国的にも先進的なキメの細かい事業にしてもらえました。今日現在、意見書を各医師等との最終のつめをしているとのことです。間もなく事業が本格的に開始されます。たくさんの方が利用していただけることを願います。
