これまで、学校のトイレをキレイにしたいとの一心で、同僚の佐藤健一議員(港区)とともにトイレ改修を推進してきました。
9月22日の本会議で「今後は最優先で、学校トイレの整備を計画的に進めるべき」と質問したところ、教育長は、「今後トイレ改修のペースを上げていく必要がある。今、おこなっている小中学校普通教室へのエアコン整備が終わったあとには、計画的なトイレ改修に取り組みたい。」と答弁していただきました。
私の調査によれば、とりわけ大きな改修が行われていないトイレの数は、昭和45年以前に建築された校舎を中心に、名古屋市内で男子用、女子用合わせて約2,800箇所もあります。ちなみに、この約2,800箇所を洋式便器や自動洗浄装置付きの小便器に替え、床のドライ化などの改修した場合、約180億円かかる計算になります。
初当選以来、限られた財源のなかで、このように費用がかさむ学校トイレの改修を着実に実施していくためにはどうしたらよいのか。他都市を調査したり、ドクターや研究会の方とお会いしたりして検討を重ねましたが、やはり教育委員会のなかでトイレ整備の優先度を上げていくしか解決方法はないという結論に至りました。
以前に比べ、トイレ整備のスピードは1.5倍になっていたことから、整備は進んでいると安易に考えていたのですが、今年の春先を中心に児童・生徒や保護者から、「学校のトイレが全然キレイになっていない」という声が一斉にあがってきました。
トイレがキレイになったと実感できるようにしなければならない。これが、今回、トイレの問題を再び取り上げた大きな理由です。
予算規模約50億円の小中学校普通教室へのエアコン設置工事は平成27年度中に全て完了します。答弁の通り順調に準備が進めば、平成28年度から、いよいよ本格的なトイレ改修が始まることになります。大きなポイントは、来年度の予算編成と入札不調にどう対応するかになると思われます。
過去、排せつやトイレに関係する多くの方々とお会いし、多くの視点とお知恵をいただきました。皆さんに共通していたのは、「排せつの尊厳を守らねばならない」という強い思いでした。今回の答弁によって、待ちに待った名古屋市教育委員会が仲間入りされました。
おめでとうございます。そして、これから一緒にとりくみましょう。
〈ご参考に〉
これまで、我々がトイレ整備を強く主張したことなどによって、
①トイレ改修工事を含む大規模改造の年間実施平米数が1.5倍に増えた。
②学校トイレに関するアンケート調査が実施された。
③トイレ整備における改修指針が策定された。
あわせて、私が提案した、子どもたちに排せつの重要性を教える「うんち教室」が市内61の小学校で開催されるなど着実に対策が進んできました。