名古屋市北区にある名城公園では、ランニングコースを利用する市民ランナーが増え続けています。


なぜ、名城公園は市民ランナーに人気があるのでしょうか。
公園のランニングコースは1周・1300mあり、100m毎に距離表示がされているため、本格的にトレーニングをしているランナーにとっては、走行ペースがつかみやすく、練習に適しているからと言えます。さらに都心に近いことや、条件付きで路上駐車が可能なことも相まって、特に3月の名古屋ウィメンズマラソン開催時期が近づくほど、スピード練習を行うランナーでより一層賑わいます。
また、公園内には、無料で利用できるコインロッカーと10分・100円のシャワールームが設置されています。しかし、4室あるシャワールームの1室は故障中で、全体的に老朽化が進んでいます。さらに11月からは、施設の利用時間が夕方の5時半までになるため、仕事帰りにコースを走るランナー達は、自家用車の中で着替えたり、やむを得ず荷物を公園内に置いたままランニングしたりしています。
特に女性ランナーは、着替えも含め、本当に不便との声をお聞きします。

そこで、9月22日の本会議で名古屋市に対し、コースの整備と一緒に、女性ランナーも安心して利用できるロッカールームやシャワールームなどを完備したランナーのサポート施設を整備すべき、との質問を行いました。
名古屋市の答えは(民間事業者の誘致を前提に)、
①今後、名城公園を走っておられるランナーの方にどのようなサポート施設であれば利用されるかなどをお聞きする。
②他の都市も含めて同様の施設を運営している事業者に対し、施設の運営方法や内容、採算性、参入の意向等についてヒアリングを実施する。
③諸課題を整理・検討し、速やかに判断したい。 というものでした。
ランナーサポート施設を作るだけで、お金をかけて大がかりに整備を行わなくても利便性が大幅にアップし、公園利用者が増える可能性が高いはずです。費用対効果は絶大です。
公園を管轄している名古屋市緑政土木局は、「いまの施設はランナーにとって使いやすいとは言えない。」と、ランナーサポート施設の必要性は十分に理解していると言っています。
ちなみに、名城公園は、昭和5年12月に名古屋離宮廃止に伴い名古屋市に下賜されました。現在の土地所有者は財務省であり、名古屋市は財務省から無償で土地を借りて公園にしています。
名古屋市には、諸課題の解決に向けて知恵を絞り、精力的に交渉を行っていただきたいものです。
〈写真は、愛知学院大学・名城公園キャンパス内のアガルスタワー10階からの眺望。名城公園の緑の奥には名古屋城や名古屋駅のビル群が。素晴らしい眺めです!〉