Ⅰ型糖尿病のある幼児児童生徒に学校への看護師等の派遣を検討
2年前、Ⅰ型糖尿病のあるお子様のお母さんからメールをいただき取り組んでまいりましたが、一昨日の名古屋市議会本会議にて取り上げることができました。
Ⅰ型糖尿病は、ある日突然、膵臓からインスリンが出なくなり、体内の血糖が高くなっている原因不明の病気で、生きるために食事の前には必ずインスリン注射をしなければなりません。
現在、お子様は小学生ですが、低学年ということもあり、自分でインスリン注射をすることができません。そのためお母さんは毎日、お昼に学校へ行き、お子様が給食を食べる前にインスリンを注射しているそうです。
Ⅰ型糖尿病は24時間血糖値を測定しなければならず、夜中であっても低血糖の時は何かを食べさせ(補食)、高血糖の時にはインスリン注射しなければならず、多くの母親は、慢性的な寝不足になっているとのことでした。
せめて子どもが学校に行っている少しの間だけでも休みたいと思っても、毎日、必ず、学校に行かなければならず、仕事をしたいと思っても難しい。せめて子どもが自分で注射できるようになるまで学校で対応していただけると本当に助かります。」と仰っておられました。
名古屋市では、日常的にたんの吸引、胃ろう、導尿等の医療的ケアの必要な幼児児童生徒に、医療的ケアと生活介助を行う看護介助員を配置し学校生活における支援を行っております。
しかし残念なことに、これまでⅠ型糖尿病のインスリン注射については、医療的ケアにおける特定行為に当てはまらず、同様の支援を受けることができませんでした。
私の提案に対し教育長からは
「子どもの特性等により、年間を通じて自己注射を行うことが難しいと考えられる幼児児童生徒については、保護者の負担が大きいことも踏まえ、令和4年度に向けて、看護師の派遣をする等の対応について検討してまいりたい」との大変温かい答弁があり、あ母さんたちにも本当に喜んでいただけました。
今後とも誰一人取り残さない、子どもの未来に寄り添う支援に力を入れてまいります。

