第2回 母子手帳フォーラムに参加
「誰ひとり取り残さない」母子手帳に向けて
第2回 母子手帳フォーラムが、愛知県小牧市にて開催され、前回の東京開催に引き続き、参加をさせていただくことができました。
2016年11月に開催された『第10回 母子手帳国際会議』では、国連総会にて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」で示された「誰ひとり取り残さない」との理念を受け、母子手帳に関する、11項目に及ぶ提言が「東京宣言」として採択されました。こうした理念を具現化するため、本年2月、国際母子手帳委員会(中村安秀 代表)の呼びかけにより、第1回母子手帳フォーラムが開催されることとなりました。
今回のフォーラムでは、講演「世界に広がり、世界から学ぶ母子健康手帳」中村安秀 代表に続き、ホストシティの小牧市より「独自の母子手帳作成の思い」と題して報告がありました。小牧市は、母子手帳を「親子健康手帳」と呼んでおり、特徴として、妊娠期から出産後の各月齢(年齢)ごとに、中学3年生まで、我が子に対する両親からのメッセージ欄が設けられているなど先進的な取り組みをされております。あわせて、実際に小牧市の母子手帳を使っているママの代表からの報告も聞くことができました。
午後からは、以下の3分科会に分かれ意見交換を行いました。
第1分科会「母子手帳を利用した日本在住の外国人家族への支援」
第2分科会「母子手帳を利用した低出生体重児や障がいのある子どもの家族への支援」
第3分科会「母子手帳を利用した自己肯定感の育成」
私は、第2分科会のメンバーとして、今回、名古屋市会6月定例会本会議(6/23)にて提案させていただいた「低出生体重児のためのリトルベビーハンドブックの作成について」の報告をさせていただきました。
「リトルベビーハンドブック」とは、静岡県に住む、低出生体重児のママたちのグループ「ポコアポコ(小林さとみ代表)」が静岡県立こども病院NICUの医師の協力を得て作成したものです。現在の母子手帳は乳幼児発育曲線が1キログラムからしか記入することができまんが、リトルベビーハンドブックは、体重ゼログラムから記入することができるようになっており、月齢に応じた「赤ちゃんが~できますか」という項目についても、「はい」or「いいえ」方式ではなく、「できた時期」を記入する方式になっていなど、低出生体重児のママ&パパに寄り添った内容となっています。
しかし、現在、リトルベビーハンドブックのような低出生体重児のための母子手帳が作成・配布されているのは、静岡県と熊本県など一部の地域に限られています。子どもを社会全体で育てていく、その象徴たる母子手帳において、記入することができない、取り残されてしまうようなことがあってはいけません。小林さんのお話を直接おうかがいした私は、ぜひ名古屋でも作成してほしいと名古屋市会本会議にて提案させていただきました。
子ども青少年局長からは、
「低出生体重児とその親に寄り添った内容の冊子の作成に向け、前向きに検討を進めてまいりたいと」との答弁をいただけたこと、
河村市長からは、
「これは、どえらい良い話」
「こういうことにお金をためらっとったらいかん」
「ぜひ子どもさんやお母さんが喜んでくれるやつ(母子手帳)に取り組みたい」
との答弁がいただけたことを報告させていただきました。
来場者からは、名古屋の母子手帳が大きく動き始めると、大変喜んでいただきました。
最後に、今回のフォーラムで学んだことを活かし、誰ひとり取り残さない母子手帳に向けて、これからもネットワークを強化し、皆で力を合わせて取り組んでいこうと誓い合いました!

