陸前高田市
8月16日(火)は陸前高田市に行ってまいりました。
始めに震災で全壊してしまった陸前高田市役所の仮庁舎に車で向かいました。車で向かう途中も、陸前高田市内に入ると、津波により捻じ曲げられたガードレールや車の残骸など、海などまだ見えていない地点にも津波被害の爪痕が残っておりました。市内中心部に入ると、津波によりすべてが流されてしまった荒野に、積み上げ並べられた廃車の山、うずたかく積まれたいくつもの瓦礫の山を目の当たりにし、私は言葉を失ってしまいました。お亡くなりになられました皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりのお見舞いを申し上げ心の中で合掌いたしました。
仮庁舎にて被災状況の説明を受けました。マグニチュード9.0、津波の高さは市内中心部で約15.5m、被災戸数は3368戸、ほとんどの公共施設も全壊し、農業や漁業、林業や地場産業が壊滅的な状態となりました。想定を超える津波被害が、かけがえのない尊い生命と財産を奪い去りました。陸前高田市の一日も早い復興の為に、名古屋市は「丸ごと支援」体制をとらせていただき、現在も名古屋市の職員36名が現地での業務支援を行なっております。長期の方で24年3月まで滞在支援される方もおられるそうです。心よりの敬意を表したいと思います。主に事務関係の支援をしておりますが、その他、被災した中学生が使用するための復興応援自転車の提供や、陸前高田市への事業進出や雇用創出を通じて復興支援を考えている企業に対し、地元ニーズとのマッチングを図るための支援や、陸前高田市職員の健康診断の実施、津波浸水地域への害虫駆除及び消毒、陸前高田市の子供たちを名古屋市へ招待するなど、多岐にわたる支援を行っております。現地で説明をしてくださった皆様も、名古屋の支援に心からの感謝を述べられておられましたのと、復興に向けて、1年2年と言わず、長い期間の支援を期待しておられました。
今後、陸前高田市は復興基本計画を定め、世界に誇れる美しいまち、ひとを育て命と絆を守るまち、活力あふれるまちを基本理念に掲げ力強い復興を目指します。津波に強い防潮堤の建設や道路、鉄道の整備と「まちづくり」を連動させ災害に強い街づくりを目指していくと語っておられました。私たち公明党名古屋市議団としても、名古屋市としても全力で支援をさせていただきますとお伝えをさせていただきました。
陸前高田市沿岸部には約2kmにわたり防潮林として7万本の松が植えられておりました。今回の津波被害にてほぼすべての松が倒されてしまいましたが、奇跡的に1本だけ倒れることなく立ち続けている松があります。地元の皆さんは「希望の一本松」「ど根性松」と呼び、復興へのシンボルとしております。私も仮設のプレハブで営業を再開しておられました文具店にて、一本松のクリアファイルと、バッチを買いました。そのクリアファイルには「希望の一本松 伝える命 伝わる命。」と書かれておりました。そしてバッチには「がんばっぺし」と。。。東北の皆様の負けじ魂に感動の思いと、微力ながら全力での応援を心に誓いました。

