3月3日(土)午後13時から名古屋市北区役所講堂で災害ボランティアフォーラムなごやが行われ、司会者の栗田さんのコーディネートで1年が経った被災地での取り組みや現状についてパネラーの皆さん方のお話しを聞くことができました。

特に、七ヶ浜町ボランティアきずな館で支援している清水玲奈さんのお話しで、被災当時はまだ高校3年生で受験生であったそうです。今は無事受験も合格し大学生です。学生になってもボランティアを続けていて、ある時、仮設住宅の中を歩いている時、以前お世話した、盲目のおばあさんから声をかけられて、「あ、この声だ!私は、あんたに会いたかったんだよ!こうやって毎日あんたの声に似ている人に声をかけて探していたんだよ」と言われたことがとても嬉しくて、今までボランティアを続けてられているんです。と話していました。

また、災害にあって、多くの人々が亡くなって本当に悲しくて大変な状況だけれども、でも、ボランティア活動でそれ以上の感動や素晴らしい体験をさせていただいた。とのお話しに私はとても感銘を受けました。

今回の災害は、塗炭の苦しみがともなっていますが、こうした若者が災害に負けずに立ち上がっていることに大きな力強さを感じます。これは、特質すべき事です。

ボランティア活動の凄さを今改めて実感した、フォーラムでした。

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名古屋市 木下優
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