Archive for 2012年 2月
見えてきたまやかし民主・新年金案
消費増税で将来17%に
民主党は、2015年度に消費税率を10%に引き上げ、翌16年度から新しい年金制度への移行を始める方針です。公表した試算では最低保障年金の支給範囲で4つの案を示しています。
このうち、同党のマニフェストに合致する案は(1)案【図参照】だけで、生涯の平均年収260万円以下の人には最低保障年金を満額支給し、それ以上の人には徐々に減額して同690万円で打ち切る案ですが、同420万円前後を超える人は皆、現行制度よりも支給額が減ります。
しかも、(1)案を実現するには、「15年度に消費税率10%」をめざしている社会保障と税の一体改革とは別に、将来、最大で7.1%分のさらなる増税が必要になります。その結果、消費税率は17.1%にも膨れ上がってしまいます。
民主党は、公表した試算について、あまりにも莫大な財源が必要になるため、「あくまで政策検討用の参考資料だ」と“逃げ腰”です。公明党の山口那津男代表は、「単なる参考資料というのでは、民主党政権と共に協議することはできない」と述べています。
多くの人が給付「減額」
民主党案では、全国民に大幅増税を課した上で、現行の基礎年金がなくなり、中堅所得層以上は最低保障年金の上乗せもなくなってしまいます。
試算のうち、支給を絞った(2)〜(4)案【図参照】でもそれぞれ増税となる上、年収が高いほど減額されて、(2)案=690万円、(3)案=520万円、(4)案=380万円でそれぞれ最低保障年金の支給が停止される“ダブルパンチ”です。生涯平均年収で少しでも収入があれば減額されるこれらの案は、「一定収入以下の人全員に7万円を支給する」とした民主党マニフェストの案とは明らかに違うものです。
さらに、民主党が掲げる「全ての年金制度の一元化」も問題です。会社員は年金保険料の半分を企業が負担しますが、自営業者は自ら全額負担することになり保険料を会社員の“倍額”払わなくてはなりません。つまり、「同じ所得なら、負担も給付も同じ」という公約も“実現不可能”です。
移行に40年無年金救えず
民主党は2009年の衆院選で、「全員に月額7万円の最低保障年金を実現」をキャッチフレーズに支持を拡大し、政権交代すれば、すぐに月額7万円が給付されるようなイメージを国民に植え付けてきました。
しかし、民主党案では、満額支給を受けられる時期は、新しい年金制度がスタートしてから40年も先のことなのです。これは、制度改革に移行期間が必要なためですが、この間、これまで未納だった期間分は年金の受給資格がないため、現在、無年金や低年金で困っている方の救済には全く役に立ちません。
民主党は、同党の新年金案の非現実性を認め、速やかに撤回して国民に謝罪すべきです。(公明新聞の記事から引用)
今朝一番で市営畑田荘の1、2棟の西側道路の舗装状況をカメラに収めました。
ここは、自治会長からフェンス沿いにゴミが捨てられて皆さんがとても困っているとのことでした。
原因は草が生えてゴミが捨てられやすい現状があることから、アスファルト舗装をすることになりました。
しかし、舗装が終わったあとの5箇所あるマスの設置状況が大変で危険でした。
これでは、歩行者が穴に落ちて転んだり、骨折する事故も起きそうでした。自転車も穴にはまってひっくり返るところでした。
私は、こうした工事の状況を見てすぐに名古屋市の住宅管理課へ連絡を取り、大至急に危険なマスを見に行くよう指示いたしました。そして、安全な状況に修理するようお願いいたしました。
写真は工事をきちんとやり直した後の完成したものです。
これからも、地元の声に敏感になって、地域の安全安心に心がけてまいります。
本日の委員会2箇所目の視察先は、昭和区鶴舞の主要地方道堀田高岳線自転車道の整備について現場を見てまいりました。
自転車はブルーの自転車道を通行しなければ行けませんが、茶色の部分が歩道ですがそこを自転車がスート通り抜けていきました。
視察をしている最中にも歩道を走っている自転車があったので私は、大きく手を振って自転車道を通るように指示をしました。歩道を走っていた自転車は慌てて自転車道へ入って行きました。
自転車道を作ってからは多くの自転車が通行するようになったようですがまだ、まだ、マナーが守れていない事もわかりました。
決まりを守っていただくために、例えば道交法をかえて条例で過料を取る取り組みも大切と思います。以前、千代田区がタバコのポイ捨てを禁止するために過料を取って見事に成功しています。
自転車の安全マナーの向上について、これからも粘り強く取り組んでまいります。
今日は午後1時30分より安心・安全なまちづくり対策特別委員会の現場視察がありました。
1ヶ所目は吹上小学校です。学校が取り組んでいる安全対策について意見交換しました。
写真のマップは危険な箇所など、問題点のあった箇所を図上に表して改善できるように取り組んでいます。
小学校での防犯訓練では、児童一人一人の安全意識の向上を図るため、学校に不審者が侵入した場合を想定した模擬訓練や、暗号を使った緊急放送による情報伝達、不審者に出会ったときに大声を出せるか「大声コンテスト」の開催など、いざというときに役立つ体験型の防犯訓練を実施していました。
私は、意見交換で学校がさまざまな安全対策を実施していますが、その成果について求めたところ学校側からのしっかりとした答弁が得られなかったのが、とても残念でどうして答えられないのかという印象だけが残りました。
たとえ、小学校といえ安全対策事業を行ったからには、その成果を求められたときに報告できるようにすべきではないでしょうか。
この写真は、モダン工房の段ボールで作った簡易トイレです。
主に、災害直後の避難所で使用することに適しています。説明を受けている中、災害が起こる前から避難所に備えておくことが重要と感じました。
段ボールでできているのでとても軽く、普段は折りたたんでどこへでもしまっておくことができる優れものです。
見ておわかりのように便器も段ボールでできていますが、座ってみても丈夫です。便器の中はゴミ袋が備え付けてあり5人分の便を貯めることができます。硬化剤を入れて固めて廃棄することができます。また、手すりが設置されていますが、これも、モダン工房の傑作の手すりです。手すりがなければ高齢者の皆さんがトイレに入るのがとても大変ではないでしょうか。写真左上の電灯は電気が寸断されていても明るく点灯するようになっています。
発災直後からすぐに必要なのはトイレです。名古屋市でも避難所にこうした段ボールの簡易トイレを準備して、いつでも使用できるようにすべきではないでしょうか。
今後、名古屋市に設置を働きかけてまいります。