沖縄県立総合精神保健福祉センター仲本晴男所長による
「認知行動療法(CBT)を中心とした
うつ病デイケアの概要と有効性」の講演会が開催されました。
気分障害患者数は、平成8年より15年間で2.2倍に増加しています。
WHOは2020年、「うつ病が総疾病の第2位」になると予測しています。
ストレスを受け易い思考、行動パターンとして、
自己主張をせず周囲に合わせた“過剰適応”が従来多かったものが、
最近は、集団不適応や自己中心、
他罰的(自分の弱点を相手への攻撃に転嫁)なタイプが増加傾向です。
うつ病に罹る脳のメカニズムより抗うつ薬治療がありますが、
投薬は受け身の治療となります。
一方で、「うつ病デイケア」は
理性=大脳皮質に働きかける“能動的な治療”であり、
再発を防ぐ効果があります。
そこでポイントは4つ。
①今の自分の気分について把握できる
②マイナス思考を自由に修正できる
③人間関係を増やせる
④自己主張ができる
この4つを実行できたら、
うつ病は回復し、再発を防ぐことができることから、
うつ病デイケア(作業療法+認知動療法)が注目されています。
長崎こども・女性・障害者支援センターにおいて取り組んでいますが、
患者さんも増加傾向のため、取り組みの拡充が必要です。
