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バックナンバー 2012年 4月 15日

長崎市松ヶ枝町のナガサキピースミュージアムで開催されている
『軍艦島 記憶の中で生き続けるものたちへ』に伺いました。
永尾春文・長崎市議もご一緒です。

軍艦島を世界遺産にする会』(坂本道徳理事長)の
設立10周年を記念しての企画展です。

▼軍艦島▼
本当の名称は、端島(はしま)です。

その外観が戦艦土佐に似ていることから『軍艦島』と呼ばれたそうです。

昨年1月に初上陸。
実際目の当たりにすると、正直な気持ち、怖さを感じことを今でも覚えています。

軍艦島

明治期より炭鉱で栄え、数度の埋め立てで長さ480m幅160mとなったものの、
最盛期の1960年には5200名ほど居住し、日本一の過密地域となりました。

火葬場と墓場以外は何でもそろっていて、当時の日本最先端を進む島でした。

エネルギー政策の転換で1974年に閉山、わずか3か月ほどで完全無人島と化しました。

▼世界遺産▼
それから30数年を経過し、2008年に「九州・山口の近代化産業遺産群」の一部として
世界遺産暫定リスト入りを果たし、一定の整備も終え一般上陸が可能となりました。
3年間で22万人が訪れたそうです。

企画展には、写真パネルや当時を記す貴重資料が多く展示されていますが、
とくに目を引くのが、模型です。

有志の方によって制作されており、まだ途中段階です。

また、理事長のお父様が保管されていた新聞記事も展示。

1960年代の記事で、『日本の未来図?』とのタイトル。
最盛期の記事なのに、すでに未来を予測していたかのよう。

坂本理事長は、
「軍艦島から学ぶことは多い。それは、『平和』、『環境』、『資源』です。
アパートの中は、引っ越しで空っぽじゃなく、人の営みがそのまま残っている状態。
資源の枯渇でいとも簡単に廃墟と化す。

これは日本の過去か?

そうじゃない日本の未来、世界の未来かもしれない。
多くの皆様にお越し頂き、ぜひそのことを感じてもらいたい」と。

当時を知る方が高齢化で徐々に少なくなっている現状を憂い、
島の保全と併せ、語り継ぐことができる施設整備の必要性も訴えておられます。

このことから、写真集『住み方の記憶』も発刊され、
未来に軍艦島を残そうと頑張っておられます。

世界遺産に登録されることに越したことはありませんが、
それにとらわれることなく、長崎の大事な資産として
県、市挙げてその存在”価値”を継承すべきと考えます。

お力になれるよう、取り組んでまいります。
坂本理事長、長時間ありがとうございました。

なお、同企画展は、4月22日まで開催されています。
入館無料。どうぞ足を運んでみて下さい。

場所:長崎市松ヶ枝町『ナガサキピースミュージアム』(松ヶ枝国際ターミナルそば)
時間:9:30~17:30 (最終日14:00まで)

▼オーシャンローズ▼
ナガサキピースミュージアムは松ヶ枝国際ターミナルのそば。
上海から到着したオーシャンローズ号が静かに停泊していました。

厳しい船出となりましたが、中国・上海でのPR強化と、
ツアー商品の充実で集客アップを図り、
長崎観光の起爆剤となることを期待します。

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