長崎県福祉保健部子ども政策局主催の
『長崎県子ども・若者支援シンポジウム』に参加しました。
子どもや若者のニート、引きこもり、不登校など社会的な問題と発展して久しく、
この問題に対し理解を深め、共に解決していく地域づくりをめざして開催され、
保護者、カウンセラー、教師等々多くの皆さんが聴講されました。
▼『生きにくさを抱える子ども・若者をどう支えるか』▼
と題して、放送大学・宮本みち子教授の基調講演でスタート。
教授は、青少年・若者の近年の傾向と課題として、
・生活保護世帯の増加
・就職氷河期時代の長期化する不就業
・深刻化する家庭・学校・職場からの落ちこぼれ
・ホームレスの低年齢化 等を挙げられ、
学校を卒業したらほぼ全ての人が就職できていた仕組みが
完全に崩壊したため、失業や貧困に陥る若者が増加し、
社会との断絶や能力開発機会の逸失につながり、
様々な問題へと発展してきたと分析。
このような中、札幌市が取り組んだ『学びなおしサポート』の仕組みを
紹介しながら、課題解決にチャレンジしてきたことをお話し頂きました。
二部では、各専門分野でのスペシャリストに活動状況など中心に
パネルディスカッションが行われました。
▼長崎県の実情▼
県内の不登校者数は、小学生222名、中学生 1,121名、高校803名で、
ひきこもりは推計約6,500名、ニート約8,600名、フリーター約21,300名
となっています。(平成23年10月現在)
正直びっくりしましたが、これが実態です。
少子化も重大な課題ですが、子ども若者が抱える問題も深刻です。
社会全体で支えていく仕組みづくりが急がれます。
公明党も2010年「『新しい福祉社会ビジョン』の中間とりまとめ」を策定し、
「『孤立社会』から『支え合い』の社会をめざして、あらゆる仕組みを改革する以外にない」
と提言しました。


