式見・長崎市編入50周年記念式典
10月28日(日)、「式見・長崎市編入50周年記念式典」に参加しました。
【式見の自慢は・・・】
式見地区は昭和37年1月に長崎市に編入合併(当時は式見村)。漁業などを中心に当時は約8,000人の人口を誇り、大いに賑わっていたそうです。
現在は地区内の人口も約3,500人になりましたが、美しい海岸線や豊かな緑に囲まれた同地区には日本の原風景ともいえる懐かしいたたずまいが残っています。
また、何といっても地域の皆さんの仲が良く、人柄も大変親しみやすいのが式見の良いところですね。
【式見の知られざる歴史】
式典の第2部では、「式見の歴史 あれこれ」と題した記念講演があり、長崎史談会の原田博二会長から大変興味深いお話を聞くことができました。
式見の地名については、諸説あるそうですが、16世紀の戦国時代の末期には現在の「式見」となったとのこと。
その以前は常緑樹の「樒(しきみ)」という字が地名であったようですが、もしかしたら同地区には樒の木が多く自生していたのでしょうか。
戦国時代に中国地方を席巻した毛利氏家臣の武将がこの地域に来て城を築いたことや幕末には外国船に対する海岸防備のために砲台が置かれたことなど、初めて知ることばかりで大変面白い話でした。
式見地区には様々な行政課題も山積しています。地域の発展に貢献できるようこれからも地道に足を運んでみたいと思います。