決定しました。
本日、国において千葉県を始めとした13都県に、まん延防止等重点措置の適用が決定されました。期間は1月21日から2月13日までです。
国の基本的対処方針も踏まえ、先ほど県対策本部会議を開催し、各種対策について決定しました。
本日の新規陽性者数1,605人。直近7日間平均の新規感染者数は約1,100人、前週比は約4.4倍で、感染の急拡大が継続しており、感染者が県内全域において発生している状況です。
病床の状況ですが、昨日時点で入院患者数は245人となり、即応病床の19.9%、確保病床の16.8%と増加してきており、医療提供体制への負荷が高まっています。
また、中等症のうち酸素投与が必要な方が28名で徐々に増加してきています。
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● まん延防止等重点措置について
区域は全県に感染が広がっている状況を踏まえ、県内全域とします。
【県民の皆さまへの要請】
・外出については、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出、移動は自粛。
・これまでの感染事例を踏まえ、いわゆる「宅飲み」や、ホームパーティにおいても、会話をする際のマスク着用など、飲食時の注意を守って下さい。
・なお、感染不安を抱える無症状の方を対象とした無料検査事業については1月末までとしていましたが、当面の間、実施します。
(従来、重点措置で要請していた21時以降の外出自粛要請はなし)
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【飲食店の皆さまへの要請】
感染対策が行われている認証店・確認店(約2万7千店)では営業時間は21時までとし、酒類提供は可能とします。その他の飲食店は20時まで、酒類提供不可とします。
人数は同一グループ・同一テーブル4人までとしますが、例外として結婚披露宴については参加者全員の検査の陰性証明により、5人以上でも可とします。
1都2県の中には①営業時間21時まで&酒類提供20時まで可、②営業時間20時&酒類提供不可、の選択制にする自治体もあると聞いていますが、選択制については、店舗がどちらの要請に応じているのか利用者から見て分かりづらいこと、見回りの際に要請に応じているかどうかの確認が困難となること、協力金支払いの審査が複雑となり、結果的に要請の実効性が損なわれる懸念があることから採用しないこととしました。
また、酒類提供の時間を20時までとすることについても、遵守状況を確認することが難しく、かつお酒のラストオーダーが早いことから多めにお酒を頼むケース等もあり、「できる限りシンプルな設計にして混乱を回避し、実効性を高める」との思想から、営業時間・酒類提供ともに21時で統一することにしました。
飲食店の皆さまには再び時短要請を行うことを申し訳なく思いますが、ご理解頂きたいと思います。また、飲食店での感染リスクを低減するためには飲食店の取り組みに加え、何より利用客のマナーが不可欠です。適切な利用をお願いします。
そして、これも繰り返しになりますが、飲食のリスクは飲食店のみに存在するわけではありません。爆発的感染の背景には年末年始の帰省等で親族や友人等による個人宅での会食での感染拡大もあります。同居家族以外との個人宅等での会食についても感染リスクを理解し、基本的な対策を徹底頂くようお願いします。
協力金については、営業時間の短縮や基本的な感染防止対策の実施など、県の要請に応じていただいた認証店・確認店に対して、従前同様、協力金を支給します。
原則として要請開始日である1月21日から全期間、要請に協力していただいた方に支給しますが、仕入れや準備等があろうかと思いますので、千葉県では経過措置として26日までに御協力いただいた場合、協力を開始した日から2月13日までの日数分を支給します。
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【イベント、テーマパーク等の扱い】
イベントについては上限を2万人とします。遊園地やテーマパーク等の大規模な集客施設についても同様の人数制限を行うとともに、密にならないよう入場整理を要請します。
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●医療提供体制の強化等の取組について
【病床の確保】
感染が落ち着いている間も病床確保を進め、現在1,751床の病床を確保しています。臨時医療施設についても設置済みの県がんセンター旧病棟を活用した施設に加え、ちばぎん研修センターを活用した2か所目の臨時医療施設110床を昨年末に整備しており、引き続き新たな開設も図っていきます。
【宿泊療養施設】
宿泊療養施設は昨年9月時点で1,249室でしたが、感染が落ち着いている間も確保を進め、1月17日現在2,011室確保しており、26日には2,267室の確保を見込んでいます。今後も積み増しを図っていきます。
【自宅療養者の支援】
医療機関や訪問看護事業所による往診、民間事業者を活用したオンライン診療の実施、酸素濃縮装置の確保等、往診体制の強化も図っています。
保健所の実施する健康観察業務や受診調整業務を支援する「自宅療養者フォローアップセンター」を既に設置していますが、1月21日からスタッフを増員し、更なる強化を検討中です。
保健所の体制強化としては応援職員を順次派遣しているほか、市町村職員による応援の受入れや、検査結果が出るまでの期間を活用して事前に基本情報を入力頂くことで健康観察の円滑化を図る専用システム(イマビス)の活用を進めています。
【ワクチン接種の促進】
12月から開始された追加接種の速やかな実施のため、接種の中心である市町村を補完する県による集団接種会場の設置について準備を進めています。
【治療薬の投与体制の整備】
中和抗体薬や経口薬の投与・調剤ができる医療機関や薬局の配備は着実に進んでおり、今後、更なる拡充を進めていきます。
【濃厚接触者の期間短縮】
濃厚接触者とされた社会機能維持者については、業務への従事が事業の継続に必要である等、一定の要件を満たせば、PCR検査や抗原定量検査等の活用で、待機を解除できることとしました。
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●県立学校の対応について
基本方針は「感染防止対策を徹底した上で学校の教育活動を継続する」です。
授業などの学習活動については感染リスクの高い活動は慎重に判断した上で実施するほか、学校行事については可能な限り少人数、短時間で行うとともに、距離を確保し、リモートなどの工夫をして実施します。
修学旅行は事前の健康チェックや感染防止対策等を遺漏なく、万全に行った上で本県や旅行先の感染状況を踏まえ、実施について慎重に判断します。
他都道府県の中にはまん延防止等重点措置に伴い修学旅行を中止・延期を原則とするところもありますが、千葉県としては上記方針です。
部活動については部活動前後の移動や昼食時等でマスクを外しての会話が行われ、感染が拡大している事例が散見されており、県内外の学校との練習試合等の交流は中止するほか、活動は平日のみ3日以内とします。
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感染・医療提供体制の状況を踏まえ、社会経済活動への影響等のバランスを考慮して千葉県はこのような対応といたしました。
県民、事業者の皆さまにはご負担をおかけしますが、感染爆発による社会経済活動への影響を最小限化するため、改めてご協力をお願いします。
また、政府には先行する沖縄県等における高齢者の重症化の程度等の知見を早期に分析し、オミクロン株の疾病としての位置づけ、それに伴う社会的制約との適切なバランスを随時見直していくことを引き続き求めていきます。
