本日公明党長野県本部青年局は阿部知事に青年政策を要望いたしました(各総支部青年部長、平木だいさく党本部青年局次長、太田県代表と共に)。「働く」「学ぶ」「育てる」「支えあう」「その他若者政策」の観点から14項目を要望いたしました。
 「日本の未来に明るい希望なんて浮かばない」――そう未来を悲観する20代~40代の青年層が現在増えています。また、人口減少時代の到来で2030年には3人に1人が高齢者となり、3世帯に1世帯は単身世帯と推計されるように人口構造も家族構成も大きく変わる時代背景のなか、青年世代が明るく、元気よく活躍できる舞台がなければ将来の長野県の展望は開けないといっても過言ではありません。
 また、20代~40代に至る世代は、この世代以前(若者雇用や、非婚、少子化、子育て、教育に関わる)、以後(社会保障、家族、地域コミュニティ、シニア世代の雇用、高齢者、介護)の世代間を結ぶ重要な鍵となる世代です。世代間を結ぶ青年世代に対する政策を充実することは今後の長野県にとって非常に大事な観点であると思います。
 公明党青年委員会は、現在の若者が中核を担う2030 年までの17年間を、日本の未来を明るくしていく〝チェンジ〟の期間と捉え、「KOMEI YOUTH VISION 2030」を掲げております。公明党長野県本部青年局としても、この大事な青年世代の長野県内の施策充実を図っていただきたく、青年世代(10代後半若者~40代の子育て世代まで)から伺った課題等も含め、青年政策を要望させていただきました。

1 働く

・県内若者就職支援の均衡を図るため、ジョブカフェ信州の県内拠点拡大

・現在の社会環境が求める職業訓練体制を構築しミスマッチの解消

・農業・林業・観光業等今後の成長産業への若者の就職支援と首都圏中心に他県からの就業者の呼びかけ

 2 学ぶ

・各就学段階で体系的なキャリア教育の具体的な展開

・世代間の交流の場における若者ボランティアリーダーの育成

3 育てる

 ・全県的な出会いの機会の拡大や婚活に関する情報など婚活支援の更なる推進

 ・「ながのイクメン手帳」の活用により男性の育児休暇の取得促進と企業への意識啓発

 ・不育症・不妊症に悩む世帯に対して経済的支援、相談体制の拡充による精神的支援

4 支えあう 

・「うつ」「ひきこもり」の早期発見、相談体制の充実

 ・「ニート」「ひきこもり」に対する居場所づくり、社会参加、就労に向けた仕組づくり

5 その他 

 ・県内の観光、スポーツ、自然、伝統行事、工芸、文化、芸術等若者が魅力を感じる情報を発信し、ウィンタースポーツを楽しみ、親しんで  

  もらえる環境整備の強化

 ・地域再生のための若者の視点の活用

 ・地方自治体の委員会、審議会等の委員に青年世代枠を設定する

 ・若者世代のネット詐欺被害を守るための専門家による相談体制の充実

 

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公明党広報
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長野県 中川宏昌
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