今日は視察2日目。滋賀県草津市に来ています。
視察項目は「UDCBKアーバンデザインセンターびわこ・くさつ」です。
草津市は産学公民が連携して草津の未来のまちづくりを考えるために「UDCBKアーバンデザインセンターびわこ・くさつ」を平成28年10月に開設しました。
このアーバンデザインセンターの取組みは全国的に進んでおり現在、19のUDCが全国各地にあります。今日は担当者から、UDCBK開設までのの経緯、具体的な取組み、予算、現在の課題などについてお話を伺いました。
現在、長野市の中心市街地の課題の一つにもんぜんぷら座があります。
当面の課題としては、耐震補強工事・防災設備改修工事を平成32年度末までに行うことになっています。長期的な課題としては、「もんぜんぷら座のあり方」について検討をする予定になっています。検討方法の一つとして長野県が主体となり、公民学の連携組織「信州地域デザインセンター(UDCS)」を来年度立ち上げる準備をしています。
この「信州地域デザインセンター(UDCS)」が今回視察をしたUDC(アーバンデザインセンター)がモデルになっており、県が主体の組織ではありますが、この度の視察を参考にしっかり注視していきたいと思います。
明日は、富士宮市で持続可能な公共交通について視察をします。こちらも大変興味深い項目なのでしっかり勉強してまいりたいと思います。
昨日は市民相談で、長野市豊野蟹沢にある文豪、島崎藤村の文学碑を見てきました。
島崎藤村は明治期、小諸義塾の教鞭をとっていました。その頃、信越線の豊野駅で下車し、千曲川のほとりにある蟹沢の渡しから、飯山に向かったとの記録があります。
「千曲川スケッチ」にも「休茶屋を出て川の岸近くを眺めると上高井の山脈、菅平の高原、高社山、その他の山々は遠く隠れ‥‥」とあります。
島崎藤村生誕の100年後に私は産まれました。藤村と言えば、中学生時代に国語の授業で習った初恋「まだ上げそめし前髪の…」が思い起こされます。昔、藤村も、ここに立って千曲のほとりから見える山々を眺めたんだなぁ。と思いを馳せて見ました。
今は北陸新幹線が千曲川を横切っており、この景色を藤村が見たら鉄道の進化にビックリするだろうなと感じました。
日頃の忙しい中ですが、忙中閑あり。市民の方から相談があり藤村ゆかりの地を訪れ、藤村、文学に想いを馳せ、ちょこっと楽しいひと時を過ごせました。感謝、感謝です。
今日は市民相談の対応をしながら、地元企業を訪問しています。
途中、古里地区を流れる一級河川「新田川」(写真上)「駒沢川」(写真下)をパチリ。
浅川の改修がほぼ終わり、今年度から浅川の支川になる新田川の改修、駒沢川の測量設計が始まりました。
地元古里地区において、浅川の洪水の危険はほぼ無くなりましたが、支川の新田川、駒沢川においてはゲリラ豪雨などにより数回越水する事があり、農業被害や民家への危険が懸案事項となっていました。
今年度、改修工事、測量設計が始まり、地元として大変嬉しく思います。
昨年の世相を表す漢字は「災」でした。自然災害を無くすことは出来ませんが、減災対策を取ることにより被害を最小限に抑える事ができます。
今後もしっかりと対策を打ちつつ「災い転じて福と成す」一年にしたいですね!