モータースポーツ×ふるさと納税 勝田照夫さんと長久手市の新たな挑戦
2025年1月、東京都内で「第54回 日本プロスポーツ大賞」の授賞式が開催されました。日本のスポーツ振興に貢献した方々を称えるこの場で、スポーツ功労者賞を受賞したのが、モンテカルロオートスポーツクラブ代表の勝田照夫さん(長久手市在住)です。
モータースポーツと地域社会をつなぐ情熱
勝田さんはラリードライバーとして活躍し、現在はモータースポーツの普及に尽力。息子の勝田範彦さんは日本を代表するラリードライバー、孫の勝田貴元さんはWRC(世界ラリー選手権)の最高峰クラスに参戦するなど、ラリーのDNAを受け継ぐ家族です。
受賞スピーチでは、「家族やチーム、競技関係者の支えがあってこその受賞」と感謝を述べるとともに、「モータースポーツを通じた社会貢献」を今後も推進していく決意を語られました。特に、自治体や地域との連携が評価され、「愛知県蒲郡市とモナコをつなぐモータースポーツの発展を模索している」との言葉には、未来への展望が感じられます。
モータースポーツをもっと身近な文化に
勝田さんは以前、長久手市観光交流協会の情報誌「雑人(ざっと)」で、日本におけるモータースポーツの現状について語っています。
「日本ではモータースポーツといえばF1を思い浮かべる方が多いですが、実は一般の市販車を使ったラリーこそが、その原点です。ラリーが普及すれば、運転技術や安全意識が高まり、交通事故の減少にもつながるはずです。」
モータースポーツは一部のプロのためだけのものではなく、社会全体の安全向上や文化としての発展にも貢献できる——その信念のもと、勝田さんは活動を続けています。
長久手市とふるさと納税の新たな取り組みへ
私が議員になって以来、勝田さんとは長いお付き合いをさせていただき、「まちづくり」について語り合う機会を重ねてきました。 モータースポーツを通じて社会に貢献するという信念のもと、地域や人の発展に尽力される姿勢には、いつも学ばせていただいています。
今回、勝田さんが長久手市のさとうゆみ市長を表敬訪問される機会に、私も同席させていただきました。この場が実現した背景には、これまでのご縁があったからこそ。市長との橋渡しをさせていただく中で、勝田さんの思いがより多くの人に伝わる機会になればと願い、調整をさせていただきました。
また、以前から私が考えていた「ふるさと納税」への新たな取り組みについても、この機会にご相談させていただきました。勝田さんは快く協力を約束してくださり、今後、ラリーファンの方々にも楽しんでいただけるような、長久手市ならではのふるさと納税メニューを検討していくことに。
モータースポーツと長久手市の未来をつなぐ、新たな挑戦が始まります。