長久手市の下水道は大丈夫? 埼玉県の陥没事故を受け、市の対応を確認
令和7年1月28日、埼玉県八潮市で下水道管の破損が原因と考えられる道路陥没事故が発生し、大型トラックが巻き込まれました。また、約120万人に対し下水道の使用自粛が呼びかけられるなど、大きな影響が広がりました。
この事態を受け、国土交通省から全国の下水道管理者に向けて、点検と適切な維持管理の徹底を求める通知が出されました。具体的には、管径2,000mm以上の大規模な下水道管について、緊急点検を行い、異常が確認された場合には、道路管理者と連携して補修などの対応を検討するよう求めています。
長久手市の対応状況を確認しました
長久手市には、今回の国交省の通知に該当する大規模な下水道管はありません。また、長久手市の下水道は近隣市と共同で管理するものではなく、市単独で運営されています。
市内には 約300箇所の下水道マンホール がありますが、長久手市では 毎年すべてのマンホールの蓋を開け、厳密な点検を実施 しています。現時点では、事故につながるような異常は確認されていないとのことでした。
埼玉県での事故を教訓に、全国的に下水道の安全対策が見直されています。長久手市でも、今後も引き続き慎重な点検と維持管理を行い、安全なまちづくりに努めていくとのことでした。
今後も、下水道を含むインフラの老朽化対策に注視し、安全なまちづくりに努めてまいります。