小中学校の体育館(避難所)にエアコン設置を!
この度の台風10号による被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
非常に大型の「台風10号」の影響により、多くの地域で停電が発生し、エアコンが使えなくなっています。その結果、熱中症等による体調不良を訴える方が相次いでいるとの報道が出ています。こうした状況において、エアコンが設置された安全な避難所は、市民の命を守るために非常に重要な役割を果たします。
しかし、長久手市の指定避難所である小中学校の体育館にはエアコンが設置されておらず、スポットクーラーで部分的に冷たい風を送って対応しているのが現状です。一方、今年度予算に杁ヶ池体育館へのエアコン設置に向けた調査費は計上されましたが、小中学校のエアコン設置計画は進んでいません。
私はこれまで市民の命を守るため、また子どもや教員の熱中症対策のために、小中学校の体育館にエアコンを設置することが急務だと訴えて参りました。
特に、激甚災害が高い確率で発生すると予想されている今、避難所での環境整備は最優先事項と考え、先の議会の一般質問で早急にエアコン設置を進めるよう市長に強く求めました。
その結果、「エアコンの設置は必要であると認識しており、国などの補助金や適切な工法を検討したい」と前向きな回答を引き出すことが出来ました。また、この質問の直後から、市は予算採りに動き始めて下さっていると伺い、応援したい気持ちで一杯です。
本市は厳しい財政状況にありますが、市民の命と健康を守るために必要な予算だと考えます。引き続き、今後の市の動向を見守ってまいります。